六万石
2014年01月06日 11:46
南天の実に惨たりし日を憶う 沢木欣一
作者は昭和18年、東京帝国大学国文科在籍中 学業半ばで臨時招集を受け、金沢山岳隊に入隊、 間もなく満州牡丹江に転じ、20年釜山で終戦を迎えた。 南天の実の赤が、鮮やかに悲惨な戦争の日を誘い出した。 日本大歳時記(講談社)より引用