「口話」と「読話」
塩尻市(郷原) Photo by T.Sato
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<トリビア万華鏡>
「口話」と「読話」
【読話(どくわ)】
相手の口の動きや表情から音声言語を読み取り理解すること。
聴覚障害者のコミュニケーション方法の一。
【口話(こうわ)】
聴覚障害者が,相手の音声言語を読話によって理解し,
自らも発話により音声言語を用いて意思伝達を行うこと。
『三省堂 大辞林』より引用。
「口話」は、ろう者の場合に使う用語。
たとえば、
「ろう学校では手話ではなくて、口話である」
「ろう学校で、口話教育で発声指導を受けた」
等のように、用います。
中途失聴者場合は、
発声はもともと出来るわけだから
「口話」ではなく、
「読話」という用語を使うべきでしょうね。
(R)
三省堂「大辞林」
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