2012年10月19日 16:02
(2) “社会のバリア”とは具体的に何を指すのでしょうか。
例を挙げると・・・
●テレビの音声が聞き取りづらいので、面白い場面が出てきても家族と一緒に笑えない。
→ せっかく地デジ対応のテレビがあるんだら字幕放送をもっと増やしてくれればいいのに!
●事故発生時に電車のアナウンスがわからないので乗り換えに失敗した。
→ 車両のドアの上などに電光掲示板のような案内を流してもらえればいいのに・・・
●病院での呼び出しがわからなくて順番を後回しにされた・恥をかいた。また、診察の際に看護師の指示や医師の説明が
よくわからず、いやな思いを引きずったまま病院を後にした・・・
→ 番号掲示板の設置や、看護師が直接呼びに来てくれるように配慮してくれれば・・
●気に入った講演会に申し込みたいのだが、電話でしか受け付けてくれない仕組みになっている。
→ FAXでの受付くらい対応してほしいわ!またメールでの受付もあればいいね。
・・・これらの例はいずれも、私たちごく一部の当事者だけではなく、高齢者を中心にちょっと耳が遠いかなぁと感じている多くの人々にとっても必要な“社会の共有資源”のはずです。