心のあや
<万華鏡 投稿記事>
一筋縄では行かぬ難聴者の心のあや
昭和50年代に聴障者の「イエローキャップ運動」というのがありました。
交通事故などの防止のために聴障者は、
ふだんからイエローキャップを利用して、
これを広く一般に広めようという運動だった。
いつのまにか立ち消えになってしまった。
現在、「耳マーク」運動がありますが、まだまだ一般に知られていない。
今回の大災害にかんがみても、ふだんから「耳がきこえない」ことを周囲の人に
一目で知らせる
ことのできるようなグッズがあれば便利だと思います。
でも、現実には難聴者は自分の難聴を隠したがる。
それもまた、難聴者のひとつの悲しい心のあや、
一筋縄ではいかないところが、難しいところですね。 (J)
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