米長の「角頭歩戦法」

六万石

2012年09月19日 08:47

<つぶやき万華鏡>

勝てない将棋ゲーム(2)

米長永世棋聖がコンピュータ将棋と対決した時、
序盤を定跡はずれの奇襲戦法で戦って、
途中までは優勢だった。

結局はコンピュータに敗れたが、米長の敗因は、
お昼の休憩時間に、部屋に女性記者が取材に現れ、
集中力が途切れたため(本人の手記)らしい。

コンピュータの初級の将棋ゲームでも、
やはり、それなりの定跡は読み込まれており、
生半可の戦法を形だけ真似しても、なかなか勝てない。

ならば、と、米長の「角頭歩戦法」!
これを用いると、
相手のコンピュータの反応時間が、いくらか遅くなる。

しかし、本に書いてあるようには進まず、
結局は、力負けしてしまいます。(R)



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