泥田流戦法

六万石

2012年09月20日 22:23

<つぶやき万華鏡>

勝てない将棋ゲーム(3)

パソコンの将棋ゲームでは、
中飛車とか棒銀とか、石田流とか、ほとんどの定跡が読み込まれているようだ。

米長永世棋聖の挑戦したコンピュータには、
過去の名人の戦法が読み込まれ、
あまつさえ、米長の過去の棋譜まで読み込んであるという。
これじゃあ、米長対米長だ。

パソコン将棋ゲームに勝つためには、
結局、自分で考えて、乱戦に持ち込む以外にない。

「石田流」という強力な戦法があるが、
そんなのも相手(パソコン)は、お見通しだ。

だから私は、泥田流で戦っている。

序盤で大駒(飛車とか角)を取られてしまうと、続ける気がしなくなる、
と、書いたが、人生ではそんなわけにはいかない。
リセットできません。

私の場合、聴覚という大駒を失ったまま、粘りに粘って、生きている。
教科書に書いてあるような生き方はできないので、
「泥田流」でがんばっています。(R)

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