切符がない!

六万石

2013年03月29日 08:55

<つぶやき万華鏡>

JRの自動改札でもご用心

長野県内の駅でも自動改札に変わってきた。
改札を通過するときの時間が短縮されスムーズな流れが出来るようになった。
でも、良いことばかりではない。

先日名古屋駅で新幹線からしなのに乗るために、
乗り換えの改札を通りしっかりと切符を一枚握ってホームに急ぐ。
丁度、「しなの」がホームに入っていたので、飛び乗った。

やれやれ待たずに乗れて良かったと、席について握った切符をみてびっくり。
何と「長崎→名古屋市内」の切符ではないか。

「えー、どうなっているの?どうすればいいの?」
時計を見ると発車10分前。
「どうしよう?どうしよう?」次の電車は1時間待ちになってしまう。

車掌さんの来るのを待って事情を話してみることにした。
声で聞けば声で返ってくると思ったので、メモをして見せることにした。
車掌にメモを見せると、「あー、名古屋駅で切符を取り間違えたのですね」と書いてくれる。
「名古屋駅に問い合わせてみます。
 どちらから乗られたのですか?
 いつ切符を買われたのですか?」
などいろいろ聞かれた。

落ち着かない気分でずーと待つ。
木曽福島を出たのに何も言ってくれない。
どうしよう塩尻に着いたらその先はどうしたらいいのかなあ?とヒヤヒヤしていたら、
やっと説明に来てくれた。

「すみません、名古屋駅に問い合わせたのですが切符は見つかりませんでした。
これ以上は車内では限界ですので降りた駅で聞いてください」

というつれない返事が返ってきた。
「えー、そんな?車掌さんのお名前教えてください。降りた駅で調べてもらった事を伝えたいので」
「その必要はありません」
「えー?、もう一回支払うことになるのですか?」
「それもあるかもしれませんが、とにかくここでは限界なので駅で話してください」

えらいことになった。腹を決めて改札に向かう。
「あのー、切符が無くなってしまったのですが」
「はい、良いですよお通りください」
「えー?、いいのですか?」
「良いですよ」

ありゃー名古屋から2時間もずーと心配してきたのに、これでよかったのだなあ。

時間に追われて、気がせくけれど、
切符は確認した方が良いですね。

やれやれ、初めての経験でした。
(浜)


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