豚もおだてりゃ木に登る(難聴者のつぶやき)

六万石

2015年11月18日 16:18

≪つぶやき≫
          (会員ブログ「アシタドーナル」11/16記事から引用)

豚もおだてりゃ木に登る

自分では気が付かなかったが、今にして思えば、
どうも幼少のころから難聴気味であったようだ。

そういえば中学校の頃、
本来は「チリンチリン」と聴こえるべき自転車のベルの音が
「ゴリゴリ」
としか聴こえてこなかった。

でも、あまり、気にもならなかった。
昔は、身体検査の際に、
聴力検査は必須の検査ではなかったからである。

1963年(昭和38年)、
就職の採用試験でも、聴力検査は行われなかった。

それで、英語の教師になった。

英語をやっていく上で、どうも、聴き取りが苦手。、
でもそれは、自分の努力不足であるとばかり思い込んでいた。

今から考えると、よくもまあ仕事が務まった、
と思う。

豚もおだてりゃ木に登る
という表現がある。

耳が不自由であるにもかかわらず、
「なんでもない」
と思い込んでいれば、
ある程度の段階までは
気が付かないままに、がんばってしまう、
ということか。
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