筆談は白地に黒がいい
≪つぶやき万華鏡≫
黒地の「筆談ボード」はダメです
T.SATO
--- 私は常日頃から、サインペンと用紙は携帯している。
筆談に応じていただくためである。 ーーー
せっかく速く書いていただいて、
字もきれいなんだけど、
「読みにくい」
ということがある。
最近ちょくちょくみられる、市販の、
黒地の
「筆談ボード」。
光線のかげんなどで、
書いている最中には、こちらからは全然読めない。
2~3行を書いては、そのボードをこちら向きにしていただいても、
室内照明などが反射すると、実に読みにくい。
ボードの角度を調節したりして、大変苦労である。
最近、要約筆記者の中にも、
こういうものを持っていらっしゃる方がいる。
そのご熱意、ご配慮はありがたく、かたじけないのであるが、
ハッキリ申し上げて、
市販の筆談ボードはダメである。
遊び感覚なら、どうということはないが
非常に緊迫した現場では使えない。
、(商品のイメージ写真)
メーカーも、こんな玩具みたいな商品を
「筆談ボード」
などと称して売りつける
偽善のようなことは、
即刻、止めてもらいたい。
「お遊び」
としてなら、よい。
書いていただいている文字が、そのまま目に入ってくる、
というのが、「手書き」の最大の利点であり、
そのようなものでないと、困ります。
筆談は
昔ながらの白い紙か、(または白のボードに)
黒い字で
お願いしたい。
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、2016.1.27 (WED)
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