「聞こえません」のバンダナ
熊谷市で聴覚障害者の災害時支援のためのバンダナが作成されたという。
対角線で紫色とピンク色の2色に分かれ、紫色に方に「耳がきこえません」、ピンク色の方に「手話ができます」という文字が印刷されていて、二つ折りにして、災害が起こった時は該当する方の面を上にして身に着けることができるという。
松本市でも聴覚障害者支援協会により、背中に「聞こえません」と書かれたベスト型ものが作成され、塩尻市の福祉課にもおすそわけがあった(6月)。塩尻中途失聴・難聴者の会でも複数名の会員が希望して、提供していただいた。
たいへんありがたかった。
ベスト型がよいか、熊谷市のようなバンダナ型がよいのか、あるいは、併用するという案もあろう。
行政として取り組んでいただければありがたいと思う。
ちょっと、気になるのは「聞こえません」という表現でいいのかどうか。
なんか、ぶっきらぼうで、だだをこねているようにも、すねているようにも。
「耳が不自由ですのでよろしく」というような、やわらかい表現のほうがよいかなあ。
そういうことも含めて検討し、聴障者が抵抗感なく着用できるようなものができれば嬉しいですね。
(Posted by Roku )<長野難聴の会員ブログ「六万石」からの転載です>
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