2012年08月25日

線香花火

<万華鏡 投稿記事>

線香花火
                                 (F)
細くよられた和紙の先の火玉は、燃える太陽のよう。
線香花火は昔からずっと人気。
我が家でもこの夏、孫と一緒に大人も楽しみました。

一つ一つが手作り。
火薬を包み紙をピーンと張って寄りあげる作業は、多く作れる人で一日500本ほどという。

線香花火の見所は火の変化。

「牡丹」火を付けると大きな火玉ができる。
最初はポッと出る火花が丸く咲く花のよう。

「松葉」火玉からパッパッと勢いのある火花が伸びてかさなります。
松葉の様に。

「柳」勢いが落ちて涼しげにそよぐ柳のように変化します。

「散り菊」消えるまで、細い花びらに似た火花が小さく飛びます。

中国製の花火が主流になってしまいましたが、日本製も復活。
愛知県・群馬県・福岡県の数社から作られているとのこと。

「散り菊」が落ちるまでじーっと見つめている、
あの時間が懐かしいですね。



Posted by 六万石 at 05:20│Comments(0)
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