2016年01月27日
筆談は白地に黒がいい
≪つぶやき万華鏡≫
黒地の「筆談ボード」はダメです
T.SATO
--- 私は常日頃から、サインペンと用紙は携帯している。
筆談に応じていただくためである。 ーーー
せっかく速く書いていただいて、
字もきれいなんだけど、
「読みにくい」
ということがある。
最近ちょくちょくみられる、市販の、黒地の
「筆談ボード」。
光線のかげんなどで、
書いている最中には、こちらからは全然読めない。
2~3行を書いては、そのボードをこちら向きにしていただいても、
室内照明などが反射すると、実に読みにくい。
ボードの角度を調節したりして、大変苦労である。
最近、要約筆記者の中にも、
こういうものを持っていらっしゃる方がいる。
そのご熱意、ご配慮はありがたく、かたじけないのであるが、
ハッキリ申し上げて、
市販の筆談ボードはダメである。
遊び感覚なら、どうということはないが
非常に緊迫した現場では使えない。

、(商品のイメージ写真)
メーカーも、こんな玩具みたいな商品を
「筆談ボード」
などと称して売りつける偽善のようなことは、
即刻、止めてもらいたい。
「お遊び」
としてなら、よい。
書いていただいている文字が、そのまま目に入ってくる、
というのが、「手書き」の最大の利点であり、
そのようなものでないと、困ります。
筆談は
昔ながらの白い紙か、(または白のボードに)
黒い字で
お願いしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
、2016.1.27 (WED)
黒地の「筆談ボード」はダメです
T.SATO
--- 私は常日頃から、サインペンと用紙は携帯している。
筆談に応じていただくためである。 ーーー
せっかく速く書いていただいて、
字もきれいなんだけど、
「読みにくい」
ということがある。
最近ちょくちょくみられる、市販の、黒地の
「筆談ボード」。
光線のかげんなどで、
書いている最中には、こちらからは全然読めない。
2~3行を書いては、そのボードをこちら向きにしていただいても、
室内照明などが反射すると、実に読みにくい。
ボードの角度を調節したりして、大変苦労である。
最近、要約筆記者の中にも、
こういうものを持っていらっしゃる方がいる。
そのご熱意、ご配慮はありがたく、かたじけないのであるが、
ハッキリ申し上げて、
市販の筆談ボードはダメである。
遊び感覚なら、どうということはないが
非常に緊迫した現場では使えない。

、(商品のイメージ写真)
メーカーも、こんな玩具みたいな商品を
「筆談ボード」
などと称して売りつける偽善のようなことは、
即刻、止めてもらいたい。
「お遊び」
としてなら、よい。
書いていただいている文字が、そのまま目に入ってくる、
というのが、「手書き」の最大の利点であり、
そのようなものでないと、困ります。
筆談は
昔ながらの白い紙か、(または白のボードに)
黒い字で
お願いしたい。
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、2016.1.27 (WED)
Posted by 六万石 at 09:36│Comments(2)
│筆談
この記事へのコメント
要約筆記サークルの仲間が、電化製品のような、該当のボードを持っていて、(やや高額ですが)ペンの消耗や紙を何枚も用意しなくてすむかな…と思っていましたが、
このように、はっきり白紙に黒文字が良い!とおっしゃっていただき、やはり、利用者の声が一番だと思いました。
黒い電子ボードに、光る文字は、書いていても違和感がありましたし。
ご意見ありがとうございました。
このように、はっきり白紙に黒文字が良い!とおっしゃっていただき、やはり、利用者の声が一番だと思いました。
黒い電子ボードに、光る文字は、書いていても違和感がありましたし。
ご意見ありがとうございました。
Posted by よね at 2016年02月17日 17:02
要約筆記の方からのコメントですね、
要約筆記には、いつもお世話になり、ありがとうございます。
さて、難聴者は、書かれる文字をみて、次に書かれるであろう文字を本能的に推測しています。だから、パソコン要約筆記よりも、はやく伝わるのが、手書きノートテイクの有利な点であると思います。
難聴者の頭の中に、「推測変換候補表示機能」みたいなものがあると考えて頂ければよいと思います。
要約筆記者がワンフレーズを書き終わった時点で、利用者も読み終わっている、というのが理想です。そのためには、要約筆記者の書いている文字が、逐一見えるなくては話にならない。
その点で、電子ボードに書かれる文字は、見えづらい。角度によっては全然見えない。書いたものを渡されてから、それを改めて読み直す、というようなことでは、会議などの現場では、話についていくことができないわけです。
ということで、よろしくお願いします。(ROKU)
要約筆記には、いつもお世話になり、ありがとうございます。
さて、難聴者は、書かれる文字をみて、次に書かれるであろう文字を本能的に推測しています。だから、パソコン要約筆記よりも、はやく伝わるのが、手書きノートテイクの有利な点であると思います。
難聴者の頭の中に、「推測変換候補表示機能」みたいなものがあると考えて頂ければよいと思います。
要約筆記者がワンフレーズを書き終わった時点で、利用者も読み終わっている、というのが理想です。そのためには、要約筆記者の書いている文字が、逐一見えるなくては話にならない。
その点で、電子ボードに書かれる文字は、見えづらい。角度によっては全然見えない。書いたものを渡されてから、それを改めて読み直す、というようなことでは、会議などの現場では、話についていくことができないわけです。
ということで、よろしくお願いします。(ROKU)
Posted by 六万石
at 2016年02月19日 19:30
