2013年02月02日
金属の話(2)
<理科・万華鏡>
金属の話(2) 硬貨(2)
<復習>
1円 純アルミニウム(アルミニウム100%)
5円 黄銅(銅60~70%、亜鉛30~40%)
10円 青銅(銅95%、亜鉛3~4% スズ1~2%)
50円 白銅(銅75% ニッケル25%)
100円 白銅(銅75% ニッケル25%)
500円 ニッケル黄銅(銅72% 亜鉛20% ニッケル8%)
つまり、1円硬貨を除き、他は、すべて銅の合金が使われているということ。
<銅の合金>
黄銅(おうどう)は銅と亜鉛との合金で、一般的には「真鍮(しんちゅう)とも、
「ブラス」とも呼ばれ、金管楽器の素材としても、知られている。
青銅(せいどう)は、銅と錫(スズ)の合金で、銅に比べて硬い。
ブロンズともよばれる。ブロンズ像というと、独特の青緑色が思い浮かぶが、
これは表面の「錆(さび)」のためで、新品の10円硬貨を見てわかるように、
錆びていない青銅は金色っぽい金属光沢。
白銅(はくどう)は、銅とニッケルとの合金で、さらに強度を増す。
耐食性があるので、50円、100円、500円硬貨は、錆びにくい。
硬貨には使われていないが、赤銅(しゃくどう)というのがある。
銅に少量の金・銀を加えた日本特有の合金で、
みょうばんの液に入れて煮沸すると、黒味を帯びた紫色になり、
仏像や装飾品に用いられる。 (続く)
投稿 from T.SATO
松本駅前のブロンズ像

金属の話(2) 硬貨(2)
<復習>
1円 純アルミニウム(アルミニウム100%)
5円 黄銅(銅60~70%、亜鉛30~40%)
10円 青銅(銅95%、亜鉛3~4% スズ1~2%)
50円 白銅(銅75% ニッケル25%)
100円 白銅(銅75% ニッケル25%)
500円 ニッケル黄銅(銅72% 亜鉛20% ニッケル8%)
つまり、1円硬貨を除き、他は、すべて銅の合金が使われているということ。
<銅の合金>
黄銅(おうどう)は銅と亜鉛との合金で、一般的には「真鍮(しんちゅう)とも、
「ブラス」とも呼ばれ、金管楽器の素材としても、知られている。
青銅(せいどう)は、銅と錫(スズ)の合金で、銅に比べて硬い。
ブロンズともよばれる。ブロンズ像というと、独特の青緑色が思い浮かぶが、
これは表面の「錆(さび)」のためで、新品の10円硬貨を見てわかるように、
錆びていない青銅は金色っぽい金属光沢。
白銅(はくどう)は、銅とニッケルとの合金で、さらに強度を増す。
耐食性があるので、50円、100円、500円硬貨は、錆びにくい。
硬貨には使われていないが、赤銅(しゃくどう)というのがある。
銅に少量の金・銀を加えた日本特有の合金で、
みょうばんの液に入れて煮沸すると、黒味を帯びた紫色になり、
仏像や装飾品に用いられる。 (続く)
投稿 from T.SATO
松本駅前のブロンズ像
アニメの『赤胴鈴之助』(あかどうすずのすけ)は、「銅」ではなくて「胴」。漢字がちがう。
銅とスズの合金でゃない。
かつて水泳(自由形)に「千葉すず」という、日本を代表する選手がいた。
パンパシで優勝したのに、オリンピックには
「すずでは金・銀・銅がとれそうもない」
と、代表から外された。千葉選手は訴訟をおこした。
from T.SATO
銅とスズの合金でゃない。
かつて水泳(自由形)に「千葉すず」という、日本を代表する選手がいた。
パンパシで優勝したのに、オリンピックには
「すずでは金・銀・銅がとれそうもない」
と、代表から外された。千葉選手は訴訟をおこした。
from T.SATO
Posted by 六万石 at 05:34│Comments(0)
│つぶやき万華鏡