2013年07月29日

ニュースレター(No.13)

<全難聴より>

障害者政策委員会ニュースレター(No.13) 2013.7.26

          障害者政策委員会委員 全難聴副理事長 新谷友良

【第6 回障害者政策委員会-半年ぶりの開催】

7 月22 日、半年ぶりに第6 回の障害者政策委員会が開催されました。
前回の委員会は衆議院選挙の翌日、今回は参議院選挙の翌日。
大臣・副大臣・政務官の出席は残念ながらありませんでした。

議題は、
①障害者差別解消法の説明と施行に向けたスケジュール
②障害者基本計画について、
の二つでした。

障害者差別解消法については、法律の概要の説明と施行に向けたスケジュールのイメージ提供があり、委員との質疑になりました。

内閣が策定する基本方針(6 条)については、政府内で検討後
秋には障害者政策委員会に提示し、来年2 月には閣議決定との説明でした。
また、紛争処理機関(14 条)については特別な機関を設置せず、
既存の機関を活用したいとの説明でした。

その他、
地域支援協議会を作るためのモデル事業の早期実施や障害者差別解消法と
司法機関との関係などについて質問・意見が出ました。

障害者権利条約の批准時期との関係については、外務省より
可能な限りの早期批准を目指す、との発言がありました。

新谷よりは、
5 条が規定する事前的改善措置の進め方、
11 条の事業者向け対応指針の策定手順、
12 条の雇用分野に対する障害者政策委員会の関与の仕方
を質問しましたが、
5 条については各法律を念頭に省庁計画として取り組む、
11 条については分野の主務大臣が作成、
12 条については労働政策審議会にて取り組む、
との回答でした。

(続く)



Posted by 六万石 at 19:53│Comments(0)
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