2013年10月01日
25年度県要約筆記者養成講座(報告)
25年度県要約筆記者養成講座 後期課程 第6回講座報告(抄)
日 時 9月28日(土) 10時~16時
場 所 松本市総合福祉センター 4階会議室
受講生 手書きコース 13名 パソコンコース 5名
午前
手書きコース実習(講師:宮澤由美子さん)
学習目標・・・ノートテイクでの要約筆記の技術と考え方を学び、個人に対する情報保障技術を身につける。
・ノートテイクの場面対応について・・・利用者がノートテイクを利用して良かったと感じてもらうことが聴覚障害者の社会参加にもつながる。
・ノートテイクならではの対応・・・利用者の利用経験の有無、会場の状況、その場の人たちとの関係性なども把握し、迅速に対応します。
・要約筆記者は介助者ではない・・・要約筆記者としてその場にいるのだということを自覚し、冷静な対応を心がける。
・守秘義務・・・要約筆記者にはその場の情報を流失させない義務がある。
<実習>
実際に利用者さんとノートテイクする場面設定で、体験実習(=写真)
手書きコース実習(講師;常盤かね美さん)
・視覚情報の活用・・・視線移動を考慮して行う。
・資料の活用の仕方について学ぶ。
<実習>
全要研の三宅氏が使ったパワーポイントの資料を使って、2人一組で実習。(1人は難聴者役)
イヤホンからの講義を要約筆記者がノートテイクし、難聴者役の方にうまく伝えることができたかどうかを検証する仕組み。
<事例検討実習>ノートテイクで起こりやすい事例についてグループで話し合う。
<感想> ノートテイクはその場の通訳者として、適切な行動が利用者の参加をサポートする対人支援につながることを学べました。要約筆記者の役割について、自分が利用者として情報保障してもらった時はどうだったか?もう一度確認するきっかけをもらいました。 講師の皆さんの工夫を凝らした講義は良かったです。
コース別実習
パソコン(講師 西原恭子さん)
前回を復習しながら「全体投影」と「ノートテイク」に違い、ノートテイクの留意点、様々な場面で利用目的に対応する書き方について講義があった。
実習では二人一組で通訳役と利用者役に分かれての実習。講演会や寸劇の会議など、場面の工夫がされていた。
聴講しての感想では「通訳」を意識してもらうこと、技術以前の通訳という対人支援の重要性をしっかり受け止めてほしいとお願いした。
次回講座は10月26日開催です。 報告 <浜・宮崎>
以上、要約筆記対策部の報告から引用しました。
詳報は、永野難聴機関紙「アルプス」に掲載予定。 (編集部)
===実習中の受講生===

写真提供:legacy-twさん(会員ブログ「信州の隠れ家より」から引用)
日 時 9月28日(土) 10時~16時
場 所 松本市総合福祉センター 4階会議室
受講生 手書きコース 13名 パソコンコース 5名
午前
手書きコース実習(講師:宮澤由美子さん)
学習目標・・・ノートテイクでの要約筆記の技術と考え方を学び、個人に対する情報保障技術を身につける。
・ノートテイクの場面対応について・・・利用者がノートテイクを利用して良かったと感じてもらうことが聴覚障害者の社会参加にもつながる。
・ノートテイクならではの対応・・・利用者の利用経験の有無、会場の状況、その場の人たちとの関係性なども把握し、迅速に対応します。
・要約筆記者は介助者ではない・・・要約筆記者としてその場にいるのだということを自覚し、冷静な対応を心がける。
・守秘義務・・・要約筆記者にはその場の情報を流失させない義務がある。
<実習>
実際に利用者さんとノートテイクする場面設定で、体験実習(=写真)
手書きコース実習(講師;常盤かね美さん)
・視覚情報の活用・・・視線移動を考慮して行う。
・資料の活用の仕方について学ぶ。
<実習>
全要研の三宅氏が使ったパワーポイントの資料を使って、2人一組で実習。(1人は難聴者役)
イヤホンからの講義を要約筆記者がノートテイクし、難聴者役の方にうまく伝えることができたかどうかを検証する仕組み。
<事例検討実習>ノートテイクで起こりやすい事例についてグループで話し合う。
<感想> ノートテイクはその場の通訳者として、適切な行動が利用者の参加をサポートする対人支援につながることを学べました。要約筆記者の役割について、自分が利用者として情報保障してもらった時はどうだったか?もう一度確認するきっかけをもらいました。 講師の皆さんの工夫を凝らした講義は良かったです。
コース別実習
パソコン(講師 西原恭子さん)
前回を復習しながら「全体投影」と「ノートテイク」に違い、ノートテイクの留意点、様々な場面で利用目的に対応する書き方について講義があった。
実習では二人一組で通訳役と利用者役に分かれての実習。講演会や寸劇の会議など、場面の工夫がされていた。
聴講しての感想では「通訳」を意識してもらうこと、技術以前の通訳という対人支援の重要性をしっかり受け止めてほしいとお願いした。
次回講座は10月26日開催です。 報告 <浜・宮崎>
以上、要約筆記対策部の報告から引用しました。
詳報は、永野難聴機関紙「アルプス」に掲載予定。 (編集部)
===実習中の受講生===

写真提供:legacy-twさん(会員ブログ「信州の隠れ家より」から引用)
Posted by 六万石 at 00:33│Comments(0)