2013年10月02日
焼き場に立つ少年
<つぶやき万華鏡>(投稿記事
焼き場に立つ少年
長野日報社の寄稿欄に
「焼き場に立つ少年・敗者のプライドについて今言っておくこと」
と言うタイトルで一枚の写真が載っていた。
戦争の写真としてかなり有名らしい。
私は全然知らなかった。
白黒の小さな写真だが一目見て釘付けになり、寄稿文を読んで涙が出てきた。
同名のタイトルで1945年長崎撮影ジョー・オダネルとある。
10歳に満たない少年が赤子を背負って両手の指をしっかり伸ばして、
まっすぐ前を見直立不動の姿である。
裸足の少年の背には、きりっとひもで背負った赤子がぐったり首を後ろに垂れている。
眠っているのかとみたが亡くなっているという。
何と痛ましい姿か。
原爆投下からこの写真の日までどのように過ごしてきたのか。
寄稿者は、
戦争とは?
罪もなく、何の関わりの無い普通の少年をこのような姿にしたのは?
あまりの惨さに言葉もない。
(Fumi)
焼き場に立つ少年
長野日報社の寄稿欄に
「焼き場に立つ少年・敗者のプライドについて今言っておくこと」
と言うタイトルで一枚の写真が載っていた。
戦争の写真としてかなり有名らしい。
私は全然知らなかった。
白黒の小さな写真だが一目見て釘付けになり、寄稿文を読んで涙が出てきた。
同名のタイトルで1945年長崎撮影ジョー・オダネルとある。
10歳に満たない少年が赤子を背負って両手の指をしっかり伸ばして、
まっすぐ前を見直立不動の姿である。
裸足の少年の背には、きりっとひもで背負った赤子がぐったり首を後ろに垂れている。
眠っているのかとみたが亡くなっているという。
何と痛ましい姿か。
原爆投下からこの写真の日までどのように過ごしてきたのか。
寄稿者は、
「この少年は日本の歴史と近代を背負い、と結んでいる。
微動だにせず敗者としての尊厳を守っている。
大東亜戦争に至る間の日本の歩んだ道、その歴史の幕を、
この少年は見事に引いてくれたのである」
戦争とは?
罪もなく、何の関わりの無い普通の少年をこのような姿にしたのは?
あまりの惨さに言葉もない。
(Fumi)
Posted by 六万石 at 16:31│Comments(0)
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