2013年12月04日

冬枯れの景色こそ

冬枯れの景色こそ
さて、冬枯(ふゆがれ)のけしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀(みぎは)の草に紅葉(もみぢ)の散り止(とどま)りて、霜いと白(しろ)うおける朝(あした)、遣水(やりみづ)より烟(けぶり)の立つこそをかしけれ。年の暮れ果てて、人ごとに急ぎあへるころぞ、またなくあはれなる。  (徒然草19段)



Posted by 六万石 at 08:21│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。