2014年08月12日

デシベル

デシベル
月見草 (於 奈良井川)                 Photo by T.Sto

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難聴入門講座(3)


dBは聞こえの単位。

身近な例で、おさらいしてみます。
120デシベル ・飛行機のエンジンの近く
110デシベル ・自動車の警笛(前方2m)・リベット打ち  
100デシベル ・電車が通るときのガードの下
 90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
 80デシベル ・地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
 70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
 60デシベル ・静かな乗用車・普通の会話
 50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
 40デシベル ・市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
 30デシベル ・郊外の深夜・ささやき声
 20デシベル ・木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音(前方1m)

たとえば「90dB」なら、
自分の聴力が90デシベルのダメージを受けているんだなあ、
だから犬が吠えてもきこえないのだなあ、と納得できる。

少しトリビアですが、デシベルの「デシ」は「デシリットル」のデシと同じ。
  (deci-は10分の1を表す接頭語)
1デシベル=1ベルの10分の1 (つまり1ベルは10デシベル)
ここで、「ベル」とは、音の大きさを表す単位で、
電話の発明者ベル(Bell)にちなんだもの。
だから、dBというようにdは小文字で、Bは大文字で書く。
                                     (ROKU)




Posted by 六万石 at 05:50│Comments(2)
この記事へのコメント
ROKU様
「デシベル」って一塊で覚えていました!!!
そうだったんですね~(^O^)
おかげ様で、今日も一つ賢くなれましたぁ~!!
(明日には忘れているかもしれませんか…)
Posted by ろぜっと山口ろぜっと山口 at 2014年08月12日 20:47
編集者も知らなかった。
知らなかったことを知って嬉しくなり、
ブログに書いたということです。

調子にのって、今日(8/15記事)は
ベルについて書きました
Posted by 六万石六万石 at 2014年08月15日 09:23
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