2011年12月15日

危険!自転車の車道走行

<「アルプス」万華鏡:投稿記事です>

バイコロジー (bikecology) bike(バイク=自転車)とecology(エコロジー)を合成した造語で、排出ガスを発生させない自転車を利用することで大気汚染などの公害を防ごうという社会運動。1971年にアメリカ合衆国で提唱された。
bicology(←bicycle+ecology)と書くこともある。


私はバイコロジストである。
運転免許も、車も、ない。

現役の頃は、家から職場(松本)までの10キロを20年間、自転車で通っていた。
退職後も、塩尻吉田地区から市役所のある大門まで、5キロを自転車で。
車道を避けて、
遠回りでも田舎道を、
歩道のある道路は歩道を走ってきた。

長野難聴で広報部長を務めていた2年間は、
塩尻市の保健福祉センターで刷り上ったばかりの「アルプス」を、
自転車に積んで運んでいた。

しかし、今年10月から道路交通法の改変により、
自転車=車輛 
と定義され、原則として自転車は車道を走ることになった。

難聴者の自転車の車道走行は危険だと思います。

1.難聴者は後ろの気配が全くわからない。
2.車道の両端には、ガラスの欠片・小石などが散らばっており、パンクしやすい。
3.道路端には、しばしば段差や穴があり、ハンドルをとられる。

ことに信州では
スパイクタイヤに削られた砕片が車道の両側にたまる。
雪が降るとデコボコに凍結する。

車は、自転車すれすれに追い越していく。
体のすぐ横で、
大型トラックの車輪が音もなくグルグル回るのを見るのは怖い。

自転車で車道を走るなんて、自殺行為に等しいと思います。

難聴者は、もう自転車に乗れない。

大げさに言うならば
「新道路交通法」は難聴者から自転車を奪った!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記の記事について、読者よりコメントをいただきました。

難聴者にむごい仕打ちを国はしていると言えます。難聴者団体は今こそ立ち上がって、自転車専用レーン及び自転車専用道整備を積極的に訴えていくべきでしょう。自動車への制限や取り締まり強化も必要不可欠です。いまは、あまりにも自動車が我が物顔すぎて危険自動車運転が横行しているのですから。日本ほど、車道の自転車に対して余裕のない危険自動車運転が横行している先進国を、私は知りません。 佐藤
114.155.13.19   2011/12/14 18:26:58
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コメントありがとうございました。
現今では聴覚障害者でも運転免許が取得できて、長野難聴協会でも、ほとんどの方が車を運転されます。
私のような例は特殊で、声を上げるのに、いくらか遠慮がありますが、とりあえずこの記事を長野難聴のブログに転載するこにいたしました。(ROKU)
               <長野難聴会員ブログ「六万石」より加筆して転載>



タグ :六万石

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