2011年12月03日
信州大学「地震調査グループ」
<長野難聴会員ブログ「六万石」からの転載です>
信州大学「6.30松本地震」振動調査グループが広範囲の地域住民を対象に、22項目にわたるかなり大掛かりなアンケート行っている。
「6.30松本地震」では、震源から離れていても大きく揺れて被害が集中したなど、地域ごとにゆれ方がかなり違っていたことが明らかになっているが、今回の調査で、「地盤と揺れ方との関係を明らかにし、その結果を今後の防災対策に活用」しよう、というねらい。
地元の大学が研究室に閉じこもることなく地域に出て、地域に密着した研究・調査をするということで、わが常会でもこの調査に大いに協力しようということになった。
アンケートの提出先は常会長となっているが、当常会では、組長がこれを回収することになった。区長→常会長→組長という組織の系統は、かなり強力で、このルートを利用して、アンケートの回収率は飛躍的にあがるものと思われる。
地域の地震の解明が少しでも進むよう、信大振動調査グループの先生方には頑張ってもらいたい。(2011/11/30)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<参考:長野難聴会員ブログ「六万石」7/3の記事の転載です>
ご心配いただいています当地の地震について、正確な震源地が、まだ確定していないみたいです。
(1)気象庁が30日に発表した暫定値によると、震源地は中山霊園付近であると推測される。
この場合は牛伏寺断層ということになる。
(2)一方で、芳川村井、芳川小屋、笹賀周辺が震源地であるという見方もある。
この場合は、牛伏寺断層とは違う断層で、糸魚川静岡構造線という可能性もある。
普通、地震があれば、そこにたまっていたエネルギーが解放されるはず。
今回の地震はマグニチュード5.4。だから、きっと、かなりのエネルギーが解放されて、少し安心できる方向に向かったのではないか、希望的な方向もありうるとも、私は考えていたのですが・・・・
「牛伏寺断層に現在、M8レベルのエネルギーがたまっている状態だとすると、今回のM5.4という規模は、
現在たまっているエネルギーの4000分の1にすぎない」(=「タウン情報」塚原弘昭・信大名誉教授)
わ! 4000分の1ですと?!
今回、どのぐらいのエネルギーが解放されたのだろうか?
8ー5.4=2.6で、残りは2.6ってことかなあ?
などとノーテンキなことを考えていた自分の無知が恥ずかしい。
「(震源が確定するまでは何とも言えないが)むしろ危険な方向へ向かっていると考えた方がよい」(塚原弘昭氏)
とも!
大変です。これは。
ちなみに、地震のエネルギーはマグニチュードの数字が1増えると32倍に、2増えると32×32で1024倍になるそうです。たとえば、M8の地震は、M6の地震の約1000倍ものエネルギーということになるんだそうです。
(2011.7.3 )
信州大学「6.30松本地震」振動調査グループが広範囲の地域住民を対象に、22項目にわたるかなり大掛かりなアンケート行っている。
「6.30松本地震」では、震源から離れていても大きく揺れて被害が集中したなど、地域ごとにゆれ方がかなり違っていたことが明らかになっているが、今回の調査で、「地盤と揺れ方との関係を明らかにし、その結果を今後の防災対策に活用」しよう、というねらい。
地元の大学が研究室に閉じこもることなく地域に出て、地域に密着した研究・調査をするということで、わが常会でもこの調査に大いに協力しようということになった。
アンケートの提出先は常会長となっているが、当常会では、組長がこれを回収することになった。区長→常会長→組長という組織の系統は、かなり強力で、このルートを利用して、アンケートの回収率は飛躍的にあがるものと思われる。
地域の地震の解明が少しでも進むよう、信大振動調査グループの先生方には頑張ってもらいたい。(2011/11/30)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<参考:長野難聴会員ブログ「六万石」7/3の記事の転載です>
ご心配いただいています当地の地震について、正確な震源地が、まだ確定していないみたいです。
(1)気象庁が30日に発表した暫定値によると、震源地は中山霊園付近であると推測される。
この場合は牛伏寺断層ということになる。
(2)一方で、芳川村井、芳川小屋、笹賀周辺が震源地であるという見方もある。
この場合は、牛伏寺断層とは違う断層で、糸魚川静岡構造線という可能性もある。
普通、地震があれば、そこにたまっていたエネルギーが解放されるはず。
今回の地震はマグニチュード5.4。だから、きっと、かなりのエネルギーが解放されて、少し安心できる方向に向かったのではないか、希望的な方向もありうるとも、私は考えていたのですが・・・・
「牛伏寺断層に現在、M8レベルのエネルギーがたまっている状態だとすると、今回のM5.4という規模は、
現在たまっているエネルギーの4000分の1にすぎない」(=「タウン情報」塚原弘昭・信大名誉教授)
わ! 4000分の1ですと?!
今回、どのぐらいのエネルギーが解放されたのだろうか?
8ー5.4=2.6で、残りは2.6ってことかなあ?
などとノーテンキなことを考えていた自分の無知が恥ずかしい。
「(震源が確定するまでは何とも言えないが)むしろ危険な方向へ向かっていると考えた方がよい」(塚原弘昭氏)
とも!
大変です。これは。
ちなみに、地震のエネルギーはマグニチュードの数字が1増えると32倍に、2増えると32×32で1024倍になるそうです。たとえば、M8の地震は、M6の地震の約1000倍ものエネルギーということになるんだそうです。
(2011.7.3 )
Posted by 六万石 at 08:52│Comments(0)
│難聴者と災害