2012年12月08日

第18回全難聴福祉大会in埼玉(速報2)

第18回全難聴福祉大会in埼玉 第5分科会に参加して

第5分科会「聴覚保障」

テーマ 
うまく生かしてますか? 補聴器&人工内耳
補聴器や人工内耳を生かして生活の質を高めていきましょう。


講師: 氏田 直子氏
       (弘前医療福祉大学 保健学部 講師)
座長: 瀬谷 和彦氏 (全難聴補聴医療対策部長)
問題提起: 佐野 昇氏
         (全難聴常務理事 補聴医療対策部担当)
いきいき情報提供:
     西川 愛理氏(補聴器装用の立場から)
     高橋 はるみ氏(人工内耳装用の立場から)
長野難聴からの参加者; 北村さん・宮崎  佐久市 田村さん

豊富な臨床・研究経験をお持ちで補聴器や人工内耳の活用に詳しい講師をお招きし、補聴器購入の裏技や補聴器・人工内耳を生かした理想的な生活スタイルなどについて解りやすく説明していただきました。

高橋 はるみ氏

30代から進行性の感音性難聴で15年ほど補聴器を使用していた。
聴力低下のため、2005年人工内耳装用(日本医科大で18番目の患者)
茨城県中途失聴・難聴者協会に所属し、HPと人工内耳相談室を担当。
相談室として全国から相談を受けている。
人工内耳はリハビリが最重要課題である。
*自分の声・友人の声・家族の声・・・対話を欠かさないこと。
*本の朗読・特に好きな文章を音読することが効果的。
*声を出す。発声の音の高さを変えるために歌を歌う。・・・etc.

西川 愛理氏

アメリカのパデュー大学で聴覚学を学ぶ。
昨年12月に卒業・帰国し、今年2月からスターキージャパン教育部所属。
横浜市中途失聴・難聴者協会に所属。
*補聴器は聴力そのものを回復させるものではない。
*「補聴器を装用すれば難聴を軽くしてくれる」とは考えてはいけない。
*補聴器の役割はわずかな音声情報の断片をよりはっきり増幅し、
 聞き取りの手掛かりとして強調することにある。・・・etc.

氏田 直子氏
弘前医療福祉大学 保健学部 講師
*補聴器&人工内耳の装用は両耳装用が効果的である。・・etc.

充実した講義内容でした。                        報告:宮崎


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Posted by 六万石 at 05:57│Comments(1)活動報告
この記事へのコメント
『補聴器は聴力そのものを回復させるものではない。』‥これは凄く私の中では名言だと思います。なのに‥‥‥補聴器は全て聞こえると勘違いする健聴者がいる。理解されないって悲しいな(ToT)その講義、どんな内容だったか聞きたかったです。
Posted by sora at 2012年12月08日 09:53
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