2013年09月30日
Eテレ番組に異議あり!
<投稿記事>
昨日のEテレ「ろう・難聴を生きる」で、
「補聴器の使いこなし術」をやっていた。(今年5月26日放映番組のアンコール放送)
番組では松森果林の司会で、
「補聴器は調整により、いかに良く聞こえるようになるか・・・」
を強調した番組。
それは、そういう場合も、勿論あるだろう。
そうであってほしい!
しかし、そうでない場合もある。
実際には、そうでない場合の方が多いのではないか。
昨夜の番組は、事情をよく知らない一般の聴者に対して、
「補聴器は調整すれば誰にでもよく聞こえるはず」
「よく聞こえないのは調整がたりないからだ」
といった、誤ったメッセージを与える危険性がないだろうか。
「その補聴器どうにかならないの?」
という言葉が、
高度感音性難聴者がもっとも傷つく言葉
なのに。
(一言居士)
昨日のEテレ「ろう・難聴を生きる」で、
「補聴器の使いこなし術」をやっていた。(今年5月26日放映番組のアンコール放送)
最近の補聴器の発達はめざましく、今やデジタルの補聴器の割合が9割を超えた。
不快なハウリングや騒音などの特定の周波数の音の抑制が可能になっている。
しかし、それとともに重要になってきたのが、補聴器を買った後のアフターケアである。
高音が聞こえにくい、雑音が気になるなど難聴の症状はそれぞれ違うため、補聴器を自分仕様に調整する必要がある。
これから補聴器を買おうとする初心者クラスに向けての使いこなし術を紹介する。(ネットからの引用)
番組では松森果林の司会で、
「補聴器は調整により、いかに良く聞こえるようになるか・・・」
を強調した番組。
それは、そういう場合も、勿論あるだろう。
そうであってほしい!
しかし、そうでない場合もある。
実際には、そうでない場合の方が多いのではないか。
昨夜の番組は、事情をよく知らない一般の聴者に対して、
「補聴器は調整すれば誰にでもよく聞こえるはず」
「よく聞こえないのは調整がたりないからだ」
といった、誤ったメッセージを与える危険性がないだろうか。
「その補聴器どうにかならないの?」
という言葉が、
高度感音性難聴者がもっとも傷つく言葉
なのに。
(一言居士)
Posted by 六万石 at 06:48│Comments(0)
│補聴器・人工内耳