2014年07月26日
「大鹿村」例会に参加して

7月例会「大鹿村」例会に参加して
浜 富美子
7月の例会は初めて大鹿村で開催されました。
(当地の)会員が二名になったことで村の派遣制度を使っての開催でした。
7月19日(土)14時塩鹿温泉の「塩湯荘」に集合。
私はNさんの車に乗せて貰う。
伊那から高遠・長谷の152号線を行きました。
分抗峠は細く急な坂で運転手は大変だったと思いますが、
山の中は木々の緑の中、暑さ知らずの寒いくらいの天国です。
集まった11名の仲間はバスに乗り大池高原へ。
『ハウスあすの葉』で休憩。
吉川さん、宮下さんの手料理を頂きながら、
南アルプスの山々や下界を見下ろす、最高の展望でした。
そこからさらに上がって標高1500メートルの中村農園へ。
そこには幻の花ヒマラヤの青いケシをみる。
時期的は遅かったのですがまだ咲いていた。期待通りの可憐な花。
思い思いにカメラを構える。
その他デルフィニューム・スカピオサ・ルリ玉アザミ・エリンジューム等を育てているという。
大池はさほど大きくは無いが土色をした水があり伝説などが伝えられる神秘的な所でした。

なぜか枝が上ではなく下に向かって伸びている、
不思議な木です。
塩川のほとりに源塩の出るところがあり整備されて蛇口が付いていました。
みんなでコップにとってのんでみる。
海水と同じだそうでほんのりしょっぱい。
川の所に建つ宿に着きました。
すぐ近くには塩を作る小屋があり、川音のみしか聞こえない静かな宿。
温泉も塩味がする。
一息ついて宴会。
岩魚の塩焼き、鯉の甘煮、鯉のあらい、次々と川や山の料理が運ばれる。
ついついお酒も追加に。
朝飯の岩魚の塩湯干しは珍しいし美味しかった。
「川の音がうるさく有りませんでしたか?」
の問には
「お陰様で平気でした」
と答えている私。
二日目の20日はバスで村内を回る。
郷土歴史家の案内付きで、
代々名主組頭を務めた松下家住宅、
福徳寺本堂、
市場神社(秋の大鹿歌舞伎場)、
ディア・イータ(原田芳雄監督の映画大鹿騒動の舞台)
大西公園(36災害で大崩れした所に公園を作った桜3000本が植わり桜の名所になっている)
ここでお弁当をいただく。
公園には大きな観音様が建つ。
お線香の自販機がある珍しいと教えて貰った。
中央構造線に建つ博物館とろくべん館を見学。
今回の例会は大鹿村の会員の行き渡った準備ですばらしい宿、根回しの効いた行動準備、その道にたけた案内人の手配、安く上げるためのバスの手配や運転手の手配など、大変ご苦労頂いた例会でした。
お陰様で楽しい二日間をありがとうございました。 (浜 記
<編集部註>写真は、長野難聴ホームページより引用。)
<追伸>
標高1500メートルのパラグライダーが出来る見晴らしの良い高原。
ハウス「あすの葉」というクラブ(?)が有りました。
私たちはそこで休憩「お茶タイム」です。
手話を使ってやりとりしていると、そこのママさんが話しに加わってきました。
なんとなんと「手話」で話しかけてくれるのです。
それも、とてもきれいな手話。
1500メートルの高原で手話で話が出来たのです。
とても新鮮な気持ちになりました。 (浜)
Posted by 六万石 at 06:14│Comments(0)
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