2010年11月19日

第17回長野県聴覚障害者大会に出席して(報告)

第17回長野県聴覚障害者大会の報告

                                        会長 浜 富美子
日時:11月14日(日) 10:00~15:30
場所:安曇野市三郷公民館
参加鞘:会員、非会員、手話通訳サークル員など200名

内容 

◆ 講演 講師:庄崎尊志氏(ろうあ連名60周年記念事業映画「ゆずり葉」主演)

◆ 式典 開会の言葉 主催者挨拶 歓迎の言葉 市長祝辞 表彰 受賞者謝辞 来賓紹介

◆ 議事

◆ 大会宣言 (要旨)
国の「障害者制度改革推進会議」において、「障害者総合福祉法(仮称)」「障害者差別禁止法(仮称)」の二法案が期待されている。

全国の聴覚障害者が「情報・コミュニケーション法」整備のためのパンフレッド「WE LOVE コミュニケーション」30万部と、署名120万人の運動が始まった。社会に訴えていかなくてはいけない。仲間の団結とともに関係団体との協力が必要だ。

問題解決のため、みんなと共に全力で取り組むことを宣言する。  

◆ 大会決議
1.聴覚障害者の人権を守り、福祉の充実を目指そう
2.字幕・手話通訳付きテレビ番組を拡充しよう 
3.県専任手話通訳者の身分を改善し、正職員化を目指そう
4.市町村の「コミュニケーション支援事業」を無料で継続できるように働きかけよう
5.聴覚障害者の社会参加を制限する差別法規の全面改正を目指そう
6.会員拡大と組織強化をはかろう
7.ろう教育の拡充を目指し、ろう学校を存続させよう
8.情報コミュニケーションに関わる法整備実現運動を県民に広げよう。

◆ 万歳三唱 閉会の言葉

◆ アトラクション

1.「かってに安曇野検定」
安曇野市の人口、面積、特産物、生産量、販売量などについて、映像でAとBの写真を見せて参加者がどちらかを判定する。生き残り方式。最終5名に賞品あり。

2.「お楽しみ抽選会」
脳死コミュニケーションチケットに番号をいれ、理事などがステージでくじ引きし、当選を決める。賞品はリンゴ1個、即席スープ小袋など。

感想:
ろう協会の会員減は聞いているが200名をこえる参加があり、すごいと思った。
情報保障は手話読み取り通訳3名とパソコン要約筆記5名。
講演はろう者の俳優で、板書や手話で直接話しかけた。わかりやすくてよかった。
アトラクションや抽選会があったので最後までいる人が多かった。
アトラクションでは、AかBかのカードで表すのもよかったし、写真もわかりよかった。工夫しているのがすばらしかった。

                 編集部註:庄崎氏の講演内容(要旨)は次回に掲載予定。



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Posted by 六万石 at 11:30│Comments(0)活動報告
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