2015年01月21日

要約筆記利用体験(歯科診療)

平成27年1月21日(水)

篠ノ井線の車窓から、美ヶ原高原。 
(松本駅~南松本駅 間)           Photo by T.Sato

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≪つぶやき万華鏡≫

要約筆記通訳派遣利用体験談

       歯医者、いってきました

はじめて歯科診療の要約筆記派遣申請を行った。
歯科は内科と異なり、医師とのやりとりが少ないので、
いままでは何とか自分一人で治療をうけてきた。

先週、歯が欠けてしまい、歯科医院へ行ったら、いきなり抜歯された。
医師の治療方針をしっかり聞いておかねばならないと思い、
今回、初めて通訳を利用した。

受付で
「こちらが市から派遣された要約筆記の方です」
と私が紹介すると受付嬢、きょとんとした感じであった。
この医院ではおそらく、初めてのケースだろう。

「手話通訳ではなくて筆記通訳です」
と説明したら、ようやく納得顔になった。

通訳者には、医師の治療方針の説明の時のみ、
歯科衛生士の立ち位置と医師との間に割り込んで立っていただき、
立ったまま書いていただいた。

歯科では治療が始まってしまうと、通訳は不要になる。

「今日は歯石をとります」
「痛かったら手を挙げて」
「赤く染めます」
などなど、歯科衛生士がメモを書いて、次々に渡してくれた。

いつもは書いてくれないのに、
今日は、急に親切になった。

こんなこんなら、もっと早くから要約筆記を利用すればよかった。
(ROKU)
<会員ブログ「アシタドーナル」から引用>
  


Posted by 六万石 at 07:49Comments(0)情報保障