2012年09月11日
磁気誘導ループ
【地域難聴者の会】塩尻
9月8日(土)、レザンホールで、第44回塩尻市社会福祉大会(塩尻市社会福祉協議会主催)がありました。
「災害にも強い地域づくり」
というテーマで、にいがた災害ボランティアネットワーク事務局長の李仁鉄氏による講演がメインでした。
スライドを用いて、わかりやすく、ハートのある、すばらしい内容の講演で、話に引き込まれました。
当日は情報保障として、手話・要約筆記のほかに「磁気誘導ループ」が加えられ、予約席が用意されていました【=写真】
補聴器についているスイッチをTに切り替えると、周りの雑音がシャットアウトされ、マイクを通じる音声だけがクリアーにきこえます。
補聴器を持っていない高齢者のために会場で、数台の受信器が貸し出されていました。
その効用は障害のレベルによって個人差はありますが、情報保障の一つとして、たへんありがたい。
とりわけ人工内耳をつけている方々にとって有効です。
【余談】私はかつて、長野難聴でループの設置係をやったことがあります。
つまり、会場にコードをぐるりと張る係で、たいへん苦労だった。
ところが、レザンホールの場合、何処をさがしてもコードが見えない。
一体、どうなっているのか不思議に思い、福祉課の職員に聞いてみたところ、
何のことはない、ループは床下に張られているとのこと。
無知に恥じ入りました。
なお、えんぱーくにも3階の多目的ホールにループが備えられていますが、あれは、えんぱーくを建設するときに、聴覚障害者団体で要望して実現したものです。
【塩尻難聴者会ブログ「アシタドーナル」から転載】
Posted by 六万石 at 07:37│Comments(0)
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