2010年03月05日

G・マークシステム

ちょっと興味深い情報
以下は、あるパソコン要約筆記者からの情報です。
                              
「G・マーク」システムとは、公演などで字幕を配信するシステムですが、実際にどういうふうに利用できるのか、調べてみました。
1.利用者が観たい公演などの主催者に「G・マークシステムで字幕をつけてください」と連絡する。
2.主催者が「株イヤホンガイド」に連絡する。
3.イヤホンガイド社から機材貸し出し、人材派遣をする。

そういう流れなのですが、このGマークシステム、長野県では現在、松本文化会館、岡谷カノラホール、ホクト文化ホール(旧県民文化会館)で使うことができるようです。

お値段は2時間の公演で20万円ぐらいになるそうで、ちょっと広がりにくいですね。助成金でもあれば別ですが・・・。また、公演の台本に書いてないこと(司会者の言葉やアドリブ)には対応できないということです。

   ☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆

<編集部から> 以上の情報は、要約筆記パソコン班Wさんから浜会長へのメールでした。上記の利用の流れは、わざわざ電話でお調べになったとのこと。感謝ですね。でも、20万円という金額にビビッててしまいますね。face06そんなこんなら、パソコン班にお願いしたほうが、アドリブもOKだし、お金もかからない。(もし20万円の半分でも支払ったら県の要約筆記者は左ウチワ、喜ぶだろうナア!face02

逆に言えば、私達難聴者が何気なく利用している「要約筆記」、本当は2時間で20万円の仕事ということ。その百分の一の費用でやってもらっているということで、改めて感謝・感謝。ですね。 (R)

Dマークシステム


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Posted by 六万石 at 22:00│Comments(0)情報保障
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