2010年06月18日

参政権と情報保障

要約筆記付の演説会参加の意義

日本港憲法の前文にあるように、「参政権」はすべての国民の権利であり義務である。
我々難聴者がこれを行使するにあたり、情報が閉ざされるというようなことがあってはならない。しかし現実には、この当然な権利の保障が、この国では緒に就いたばかりである。

私達難聴者は、人並み以上に政治に関心があるとか、政治好きだとかというわけではない。そうではなくて、憲法で保障されている参政権を行使するために、人並みの情報がほしいと言っているだけなのである。

要約筆記に携わる関係団体の涙ぐましい運動により、最近ようやくあちらこちらで要約筆記がつくようになった。

例えていうならば、ようやく車輪が回り出した。ここで、回り出した車輪をもう一押しするという意味で難聴者の、できるだけの参加が望まれるということであろう。
(ROKU)


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Posted by 六万石 at 17:47│Comments(1)情報保障
この記事へのコメント
全日本デフ女子バレーの監督をさせていただいています今井と申します。

2013年アテネデフリンピックに向けて女子バレーは指導を始めました。

興味をお持ちの方はデフバレーボール協会のHPを見て合宿への参加をしてくださればと思います。

夢のために日々を費やしましょう!!
Posted by 今井起之 at 2010年06月21日 23:53
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