2012年11月28日

第7回 県要約筆記者養成講座の報告

第7回 県要約筆記者養成講座の報告

日 時 11月24日(土) 10時~15時
場 所 松本市総合福祉センター 4階会議室
受講生 手書きコース  9名
     パソコンコース 6名
参加者(ナ協)浜・北村・澤渡・窪田・仁科・竹重・佐藤・宮崎 
情報保障担当  長野

<手書きコース>
午前講師 鈴木さん  午後講師 山田さん
テキスト第5章②「同時性の考え方」
 同時性とは?・・・話終わりと書き終わりを近づけるための技術。
 話してから文字化するまでのタイムラグをなくすために、話し言葉を
 削除・省略し、(そぎ落とし)確実に伝える。
 *副詞・接続詞の省略の仕方を、OHPを使い実例をあげて講義。
 *なくても通じる言葉を聞き分けることが要約技術の第一段階。
===大切なことは、文章の中身を壊さないこと===
テキスト第5章③「短く表現する技術」
 語句を短く置き換える方法と、文末の表現を短く処理する技術。
 *敬体を常体になおす。 例;行きます。→ 行く。
 *体言止め。助詞止めについて学ぶ。
 その他に漢語表現に置き換える・短縮表現に変える・などを学ぶ。 

<パソコンコース>
講師は鷲沢さん。 テキスト第5章 話し言葉の特徴と活用
 *「同時性の考え方」テキストP52及びP58
   要約技術の始め「削除・省略」をパワーポイントで説明。
   簡単な実習で確認。
 *「短く表現する技術」テキストP54及びP59
  「置き換え・文末処理」テキストをうまく使いながら丁寧に指導。
 パソコンは機能をうまく使うタイピングの練習なども指導。
 宿題に練習ソフトを提示、間違いや練習回数が表示されるとのこと。
 手書き要約筆記との大きな違いを知りました。                                        

*講師の皆さんの工夫を凝らした講座内容は、私たちにもわかりやすく勉強になります。より多くの聴講をお願いします。

*次回講座は12月23日㈯ 場所・時間は同じです。
                                報告; 浜・宮崎


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Posted by 六万石 at 05:39│Comments(0)要約筆記
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