2014年09月09日

遅れたFAX

遅れたFAX
信州和田村の日の出              Photo by legacy
会員ブログ「信州の隠れ家より」から引用
→ http://alps8.blog.fc2.com/blog-entry-607.html

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<活動報告>

平成26年度要約筆記者養成講座前期課程第4回講座 

8月30日(土)、
於 松本市総合社会福祉センター(大会議室)
難聴者協会からの参加者は5名。

・午前10時~要約筆記の目的、三原則・・・・講師  鈴木さん
・午後1時~ 要約筆記の表記・・・・講師 中山さん  (手書きコース)の報告  
         パソコンコースの報告・・・・講師 平出さん

受講生は積極的に質問しながら課題に取り組みました。
講座運営委員の皆さんは早朝の準備から片付けまで、ミスなくスムーズな段取りでした。
ありがとうございました。
次回の講座は9月27日(土)。  
                     (要約筆記対策部  宮崎、北村)

※編註 詳細報告は、機関紙「アルプス」に掲載予定です。(広報部) 

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<つぶやき万華鏡>
            遅れたFAX

マスコミの報道によると、過日の広島市の土砂災害で、
聴覚障害者に緊急避難情報などを知らせるファクスが、
避難勧告から約5時間近く遅れていたことが明らかになった。
担当者が寝ていて緊急連絡に気づかなかったのが原因という。
この記事内容は、今朝の地元の新聞に記事がでておりますが、
ネットでは3日も前から、すでに話題となっていた。

今回、たまたま聴覚障害者で死傷した人はいなかったとはいえ、
ずさんな対応!
という以外にない。
担当者が寝ているのは、人間だから、十分ありうることなので、
そういう事態も想定した上で、きちんとチェック態勢をとることは、
危機管理のイロハであろうに。

今回、緊急連絡が機能しなかったことは、
聴覚障害者として断じて許すことができない。

それはそれとして、別の角度から、
もう一つ、より重要な問題があるのではないか。

そもそも緊急情報をFAXで、というシステム自体が、
たとえそれが正常に届くとしても、
なんとまあ、のんびりな!
と思わないのだろうか。

FAXで知らせるといったって、
寝ている時間でしょう。
FAXの着信音など、気付くはずもない。
たとえ起きていたって聞こえないんだもん。

大切なのは、日頃からの近所づきあい

「お部屋に上がってきて、たたき起こして伝えておくれ!」
と、地域住民に、日頃から、
しっかりお願いしておく以外にないのではないか。

とはいうものの、聴覚障害者は
その障害が原因でコミュニケーションが苦手、、、
自ら地域に入って行くことに、二の足を踏んでいる者が多い。
その原因を取り除く手立ても、工夫する必要があるだろう。

とにかく、今、言えることは、
日頃から地域に参加しよう。
地域住民と親しくしよう。

そういうことのためにこそ、
要約筆記があり
通訳が存在する


<会員ブログ「難聴者のアシタドーナル」(9/9)から引用>
http://rokumangoku.naganoblog.jp/d2014-09-09.html
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Posted by 六万石 at 02:49│Comments(0)要約筆記
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