2014年10月22日
パソコン要約筆記

奈良井川 月見橋

Photo by T.Sato
≪パソコン要約筆記≫
過日(10/18) 松本市の登録要約筆記者並びに長野難聴の会員(7名)が出席して行われた
松本市登録要約筆記者研修会は、大変有意義だった。
まず、パソコン要約筆記の全体投影におけるスクリーンの研究。
バックを白色にしたり薄青色にしたり、フォント変えたりして実験をした。
文字数とか行数などについても意見があった。
「文字をためておいてドカッと出したりされると読めない」
という意見が多かった。
次に、パソコンノートテイク。
パソコン要約筆記と言えばいつも、講演会などを想定した話となってしまう。
今回は、パソコンノートテイクを話題にしたところが画期的だった。
大学などではパソコンテイクという用語で講義の情報保障として広がっている。
我々社会人が、一般社会の中でパソコンノートテイクを利用する機会は少ない。
県の福祉課との会議とか、難聴者同士の会議では十分に機能しているが、
一般社会の、難聴者を配慮しない会議ではなかなか使いづらい。
パソコンノートテイクは手書きよりも情報量では圧倒的に有利なのだが、
「その場の通訳」
としては、まだまだ工夫や研究の余地があるのではないか。
(R)
Posted by 六万石 at 17:01│Comments(0)
│要約筆記