2016年01月11日
トータルな通訳

地域の三九郎 Photo by T.SATO
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≪つぶやき万華鏡≫
トータルな通訳も必要
私は昨年4月以来、
地域の公民館運営委員として
会議や行事のあるたびに要約筆記通訳を利用してきた。
そのうちに、場合によっては手話の方が
便利な場合もある、
ということに気が付いた。
え? 手話通訳??
中途失聴・難聴者で手話のおぼつかない者が、
なんでまた
「手話通訳」?
大丈夫かいな ??
と訝(いぶか)ったり
はた迷惑な!!
と思われる手話の方も多かろう。
しかし、時と場合によっては、
手話が便利なのである。
例えば、子供たちと川に入っで行う
「マスつかみ大会」の場合、
「はじめ!」
とか
「休憩」
とか、
「次は5年生」
とか、
そういう簡単な指示がわかりさえすれば
私は行動できるので
要約筆記による「ログ」は必要ない。
特に、遠くからの指示となると、
要約筆記では絶対ムリである。
公民館運営委員会の会議では
要約筆記が命綱であることには変わりがない。
要約筆記がいい、
とか、
手話がいいとか、
どちらがいい、と言っているわけではありません。
野外での作業とか、時と場合によっては、
「手話通訳」とまでは言えないまでも
「トータル」な通訳も必要である。
要約筆記者・手話通訳者、ならびに利用者が
お互いに事例を出し合って
システム的に研究する余地があるのではなかろうか。
T.SATO
<会員ブログ「アシタドーナル」2016.1.7 より、引用>
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2016.1.11 (MON)