2011年01月17日
県主導の要約筆記付き行事について(投稿記事)
[投稿記事]
寒いですね。
寒いけれども雪が降らないないんです、松本平は。
北アルプスが松本平を、「雪から守っている」との説があります。
♪雪やこんこん・・・・の歌に
「犬は喜び庭かけまわり、ネコはコタツで丸くなる」
とあるが・・・
それが普通の犬なのでしょうか。
我が家のワンちゃんはネコよろしく、コタツで丸くなっていますけど・・。
いよいよ県主導の手話・要約筆記が現実に、具体的に動き出しましたね。
このような動きが、市町村にも広がっていくように運動をすべきだと思っています。
それと同時に、要約筆記のありかたやカリキュラムにも、さらに検討を加えるべきだと思います。
十年一日のように「ホ」とか、「チシ」とか、難聴者の特殊社会でのみ用いられる略号に力を注ぐのではなく、広く一般に難聴者が社会に参加する場面を想定したカリキュラムと実習こそが望まれるのではないか。
難聴者が、「ホ」とか「チシ」とかの略号表を掲げていない場面にいてこそ、真の社会参加といえるのではないか、そう思います。
from ROKU
寒いですね。
寒いけれども雪が降らないないんです、松本平は。
北アルプスが松本平を、「雪から守っている」との説があります。
♪雪やこんこん・・・・の歌に
「犬は喜び庭かけまわり、ネコはコタツで丸くなる」
とあるが・・・
それが普通の犬なのでしょうか。
我が家のワンちゃんはネコよろしく、コタツで丸くなっていますけど・・。
いよいよ県主導の手話・要約筆記が現実に、具体的に動き出しましたね。
このような動きが、市町村にも広がっていくように運動をすべきだと思っています。
それと同時に、要約筆記のありかたやカリキュラムにも、さらに検討を加えるべきだと思います。
十年一日のように「ホ」とか、「チシ」とか、難聴者の特殊社会でのみ用いられる略号に力を注ぐのではなく、広く一般に難聴者が社会に参加する場面を想定したカリキュラムと実習こそが望まれるのではないか。
難聴者が、「ホ」とか「チシ」とかの略号表を掲げていない場面にいてこそ、真の社会参加といえるのではないか、そう思います。
from ROKU
2011年03月17日
今こそNHK報道番組に字幕を
<投稿記事です>
不安だからテレビをつける。
局により、番組により、字幕があったりなかったり。
チャンネルを選んで、とにかく字幕のついている番組を探す。
民放の番組に違和感を感じるときがあります。
被災者に対して「感想は?」みたいなことをしつっこく聞いているレポーター。
ショックの強い津波の場面を何度も何度も、これでもかとばかりに流しているテレビ局。
なにかワイドショーの延長上にあるような報道は、いただけない。
この大災害を
「やじうま・・・」とか、
番組タイトルを常時のままにして災害報道をしている。
非常に違和感を感じています。
やはりというか、さすがというか、NHKの報道が、いちばん頼りになるような気がします。
そのNHKも、昼間の放送では、ほとんど字幕がない。
おらほう、信州も揺れている。
大気中の放射線レベルも上がっているという。
不安である。
今こそ、NHKの全報道番組に字幕がほしい。
by Roku
不安だからテレビをつける。
局により、番組により、字幕があったりなかったり。
チャンネルを選んで、とにかく字幕のついている番組を探す。
民放の番組に違和感を感じるときがあります。
被災者に対して「感想は?」みたいなことをしつっこく聞いているレポーター。
ショックの強い津波の場面を何度も何度も、これでもかとばかりに流しているテレビ局。
なにかワイドショーの延長上にあるような報道は、いただけない。
この大災害を
「やじうま・・・」とか、
番組タイトルを常時のままにして災害報道をしている。
非常に違和感を感じています。
やはりというか、さすがというか、NHKの報道が、いちばん頼りになるような気がします。
そのNHKも、昼間の放送では、ほとんど字幕がない。
おらほう、信州も揺れている。
大気中の放射線レベルも上がっているという。
不安である。
今こそ、NHKの全報道番組に字幕がほしい。
by Roku
2011年05月19日
難聴者には伝わっていないのでは?
全難聴のブログに
「避難所で温泉に無償で招待されるというアナウンスがあったが聞こえなくて行けなかった。何日も入浴していなかったのでいきたかったのに」(大船渡市「聞こえの会」)
という趣旨の記事がありました。
テレビで放映される避難所の様子を見ても、黒板とかホワイトボードを設置してあるところは、めったにありません。情報が難聴者に伝わっていないのではないかと、心配しています。
「避難所で温泉に無償で招待されるというアナウンスがあったが聞こえなくて行けなかった。何日も入浴していなかったのでいきたかったのに」(大船渡市「聞こえの会」)
という趣旨の記事がありました。
テレビで放映される避難所の様子を見ても、黒板とかホワイトボードを設置してあるところは、めったにありません。情報が難聴者に伝わっていないのではないかと、心配しています。
2011年05月20日
2011年05月25日
ちょっと気になるデイサービスの対応
<「アルプス」72号から>
ちょっと気になるデイサービスの対応
【須坂定例会レポートより】
参加者からの発言
・デイサービスの利用の件で、おじいちゃん(手帳のない難聴者)がデイサービスに行きましたが、(難聴者に対する)職員の対応はまちまちで、利用者さん同士が何をいっているか分からないのでおもしろくないと言って、行かなくなった。
・(デイサービスで)私は難聴者の利用者さんが、説明がわからないと思って書いてあげたら、
そこまでしなくてもいいのではないかと言われた。でも筆談は必要だと思う。
<下記のブログに関連記事があります>
http://rokumangoku.naganoblog.jp/
ちょっと気になるデイサービスの対応
【須坂定例会レポートより】
参加者からの発言
・デイサービスの利用の件で、おじいちゃん(手帳のない難聴者)がデイサービスに行きましたが、(難聴者に対する)職員の対応はまちまちで、利用者さん同士が何をいっているか分からないのでおもしろくないと言って、行かなくなった。
・(デイサービスで)私は難聴者の利用者さんが、説明がわからないと思って書いてあげたら、
そこまでしなくてもいいのではないかと言われた。でも筆談は必要だと思う。
<下記のブログに関連記事があります>
http://rokumangoku.naganoblog.jp/
2011年06月03日
「情報保障をお願いしたが・・・」
昨日のブログ(田澤さんからの報告)にも触れられておりますが、
5月28日(土)夜の全難聴東日本大震災対策本部会議の模様が全難聴のブログに詳しく出ています。
「避難した最初の公民館が満杯で次の避難所に回されたが、そこでもたらい回しにされた。14日まで避難生活を送った。停電が3日続いた。情報保障をお願いしたが、対応いただけなかった・・・・」(被災者)
全難聴のブログ、是非ご一読ください。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/
5月28日(土)夜の全難聴東日本大震災対策本部会議の模様が全難聴のブログに詳しく出ています。
「避難した最初の公民館が満杯で次の避難所に回されたが、そこでもたらい回しにされた。14日まで避難生活を送った。停電が3日続いた。情報保障をお願いしたが、対応いただけなかった・・・・」(被災者)
全難聴のブログ、是非ご一読ください。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/
2011年07月20日
デイサービス施設に要約筆記を
<投稿記事>
自分が難聴であることを隠したがる老人がいる。
難聴でデイサービスなどに参加している方々は本当に幸せなのだろうか。
嫁から厄介者にされて、ただバスに乗って出ているだけではないだろうか。
お互いのコミュニケーションがとれないで、それで幸せなのか。
デイサービスの現場でのコミュニケーションの保障は一体どうなっているのか。
現今、高齢者のQLO(quality of life::生き方の中身)が大きな問題となっています。
高齢難聴者は、とりわけ追い詰められている。
すべてのデイサービス施設に要約筆記奉仕員を置くべきだ。
(R)
自分が難聴であることを隠したがる老人がいる。
難聴でデイサービスなどに参加している方々は本当に幸せなのだろうか。
嫁から厄介者にされて、ただバスに乗って出ているだけではないだろうか。
お互いのコミュニケーションがとれないで、それで幸せなのか。
デイサービスの現場でのコミュニケーションの保障は一体どうなっているのか。
現今、高齢者のQLO(quality of life::生き方の中身)が大きな問題となっています。
高齢難聴者は、とりわけ追い詰められている。
すべてのデイサービス施設に要約筆記奉仕員を置くべきだ。
(R)
2011年07月21日
2011年09月14日
信州自遊塾
<「信州自遊塾」さんよりコメントをいただいていますのでご紹介します>
はじめまして。 9/11に、私ども「信州自遊塾」で、要約筆記つき講座(パネル&全体ディスカッション)「信州の自然エネルギーを考える~水・森林・そしてあれこれ~」を行います。場所は松本大で、詳細や会の趣旨は、信州自遊塾HP http://www.jiyujuku.org/をご覧下さい。要約筆記つきで行うので、失聴・難聴者の方も来て頂ければとコメントしました。 会社ごとIターン族 223.219.233.16
コメントいただき、ありがとうございました。
コメント欄に目を通さなかった方もいらっしゃるかもしれませんので、再掲いたしました。
「要約筆記つきで行う」ということ、私ども難聴者にとって、ほんとうにありがたく、貴塾のご英断に敬服いたします。ほんとうにありがとうございます。
今後も、このような企画がありましたら、コメントをいただければ嬉しいです。(ブログ編集部)
はじめまして。 9/11に、私ども「信州自遊塾」で、要約筆記つき講座(パネル&全体ディスカッション)「信州の自然エネルギーを考える~水・森林・そしてあれこれ~」を行います。場所は松本大で、詳細や会の趣旨は、信州自遊塾HP http://www.jiyujuku.org/をご覧下さい。要約筆記つきで行うので、失聴・難聴者の方も来て頂ければとコメントしました。 会社ごとIターン族 223.219.233.16
コメントいただき、ありがとうございました。
コメント欄に目を通さなかった方もいらっしゃるかもしれませんので、再掲いたしました。
「要約筆記つきで行う」ということ、私ども難聴者にとって、ほんとうにありがたく、貴塾のご英断に敬服いたします。ほんとうにありがとうございます。
今後も、このような企画がありましたら、コメントをいただければ嬉しいです。(ブログ編集部)
2011年10月20日
磁気誘導ループ(情報)
<広報部長からの情報です>
磁気誘導ループ情報
10月18日付けの信濃毎日新聞11面(くらし欄)に「磁気誘導ループ活用を」の記事が掲載されました。
新聞と取っている方はお読みになっているかと思います。
これは、7月下旬に信毎の葉山記者から、協会ホームページを通じて事務局に取材の依頼があり、事務局の窪田さんが対応してくださいましたが、東御市の8月定例会の際には記者が直接取材に来てくださいました。
その場で私からも少しばかり磁気ループに関することを話しました。
その結果が今回の記事です。かなり大きく取り上げてくれています。
11月に発行する会報に記事を転載したいと思い、転載許可の手続きを事務局を通じて依頼する手はずになっています。
また、上田市で日本たばこ産業上田工場跡地の一部に建設を計画している「交流・文化施設」について、施設内の大ホール、小ホール、会議室等に音響設備の一部として「難聴者用磁気ループシステム」を導入することを要望することになっています。
磁気ループの業者がすでに営業で動いているということですが、当事者の立場で地元の田沢さんから上田市の担当部署にコンタクトを取っていただいて、協会として要望書を提出する調整をしています。
以上、情報です。(広報部長 佐藤和宏)
磁気誘導ループ情報
10月18日付けの信濃毎日新聞11面(くらし欄)に「磁気誘導ループ活用を」の記事が掲載されました。
新聞と取っている方はお読みになっているかと思います。
これは、7月下旬に信毎の葉山記者から、協会ホームページを通じて事務局に取材の依頼があり、事務局の窪田さんが対応してくださいましたが、東御市の8月定例会の際には記者が直接取材に来てくださいました。
その場で私からも少しばかり磁気ループに関することを話しました。
その結果が今回の記事です。かなり大きく取り上げてくれています。
11月に発行する会報に記事を転載したいと思い、転載許可の手続きを事務局を通じて依頼する手はずになっています。
また、上田市で日本たばこ産業上田工場跡地の一部に建設を計画している「交流・文化施設」について、施設内の大ホール、小ホール、会議室等に音響設備の一部として「難聴者用磁気ループシステム」を導入することを要望することになっています。
磁気ループの業者がすでに営業で動いているということですが、当事者の立場で地元の田沢さんから上田市の担当部署にコンタクトを取っていただいて、協会として要望書を提出する調整をしています。
以上、情報です。(広報部長 佐藤和宏)
2011年10月21日
上田市に対する要望書(磁気ループ)
平成23年10月21日
上田市長 母袋 創一 様
長野県中途失聴・難聴者協会
会 長 浜 富美子
上田支部 田澤 秀喜
交流・文化施設内に難聴者用磁気ループシステムの設置を求める要望書
要望趣旨
貴市が、日本たばこ産業上田工場跡地の一部に建設を計画している「交流・文化施設」について、平成21年8月に「交流・文化施設施設等整備検討委員会」が検討結果報告書の中で明記している通り、”ユニバーサルデザイン”に基づいた設計として、以下の設備の付設を要望するものです。
【施設内の大ホール、小ホール、会議室等に音響設備の一部として「難聴者用磁気ループシステム」を導入すること】
要望理由
私たち中途失聴者・難聴者は、日常生活の中で補聴器を使用していますが、補聴器には無選別に色々な音を拾ってしまうため、ホールや会議室などでは目的の音を聞き分ける事が非常に困難です。磁気ループシステムはこういった状況を解決する機器で、このシステムがあれば講演者の発言やコンサートなどでの演奏もより明瞭に聴くことが可能になります。
私たち中途失聴者・難聴者が積極的に社会に参加する為にも難聴者用磁気ループシステムの設置についてご要望するものです。
※難聴者用磁気ループシステムとは
発生した音声をマイクに通し、音声信号を磁気誘導ループアンプに通し、ホールなどの床下に敷設したループアンテナへ電気信号として送ります。ループアンテナ内では、誘導磁界が発生し、音声磁場が出来るので磁気コイル付き補聴器や人工内耳で音声信号として聞くことが出来る装置です。
集団補聴装置として、磁気ループと異なる赤外線方式やFM方式がありますが、高度な難聴者には磁気ループが有効です。
以上
連絡先
長野県中途失聴・難聴者協会事務局
〒387-0023 長野県千曲市八幡2596-10 窪田 方
FAX:026-272-4756
上田市長 母袋 創一 様
長野県中途失聴・難聴者協会
会 長 浜 富美子
上田支部 田澤 秀喜
交流・文化施設内に難聴者用磁気ループシステムの設置を求める要望書
要望趣旨
貴市が、日本たばこ産業上田工場跡地の一部に建設を計画している「交流・文化施設」について、平成21年8月に「交流・文化施設施設等整備検討委員会」が検討結果報告書の中で明記している通り、”ユニバーサルデザイン”に基づいた設計として、以下の設備の付設を要望するものです。
【施設内の大ホール、小ホール、会議室等に音響設備の一部として「難聴者用磁気ループシステム」を導入すること】
要望理由
私たち中途失聴者・難聴者は、日常生活の中で補聴器を使用していますが、補聴器には無選別に色々な音を拾ってしまうため、ホールや会議室などでは目的の音を聞き分ける事が非常に困難です。磁気ループシステムはこういった状況を解決する機器で、このシステムがあれば講演者の発言やコンサートなどでの演奏もより明瞭に聴くことが可能になります。
私たち中途失聴者・難聴者が積極的に社会に参加する為にも難聴者用磁気ループシステムの設置についてご要望するものです。
※難聴者用磁気ループシステムとは
発生した音声をマイクに通し、音声信号を磁気誘導ループアンプに通し、ホールなどの床下に敷設したループアンテナへ電気信号として送ります。ループアンテナ内では、誘導磁界が発生し、音声磁場が出来るので磁気コイル付き補聴器や人工内耳で音声信号として聞くことが出来る装置です。
集団補聴装置として、磁気ループと異なる赤外線方式やFM方式がありますが、高度な難聴者には磁気ループが有効です。
以上
連絡先
長野県中途失聴・難聴者協会事務局
〒387-0023 長野県千曲市八幡2596-10 窪田 方
FAX:026-272-4756
2011年10月28日
来年度県要約筆記講座カリキュラム(案)
平成24年度 県要約筆記講座のカリキュラム(案)
報告 浜富美子
難聴者と要約筆記は「車の両輪」とまで言われ、全国的な流れと共に長野県中途失聴・難聴者協会でも要約筆記の普及と要約筆記奉仕員の養成に関わってきました。
特に1999年(平成11年)の厚生省からの「要約筆記奉仕員養成カリキュラム」が通達、2000年(平成12年)の「社会福祉事業法」が「社会福祉法」に改編され、要約筆記事業が第二種社会福祉事業として法定化された事で、要約筆記奉仕員養成の基礎・応用52時間のテキストが作成され、要約筆記奉仕員や要約筆記が一般社会に広がり始めました。
それに伴い利用者である私達も多くの社会的な場に出られるようになりました。各利用者のニーズも多様になり通訳者の身分保障も含め「奉仕員」ではなく「通訳者」を求める運動も同時にしてきました。
今年2011年(平成23年)3月30日付けで厚生労働省から社会福祉法の一部「要約筆記事業」の改正が通達されました。この通達により「要約筆記奉仕員」と「要約筆記者」とが明文化され、長野県でも来年度から要約筆記者養成に変更される予定です。
2年間で84時間の講座となり、通訳者として社会福祉に貢献できる通訳者を養成することになりました。
<平成24年度開講予定>前期カリキュラム(案)
第1回 1章 聴覚障害者の基礎知識・聴覚生理
難聴者のコミ・現状の課題
第2回 2章 要約筆記の基礎知識・難聴者の運動と要約筆記の歴史
要約筆記事業の位置づけ・通訳としての要約筆記
第3回 3章 日本語の基礎知識日本語の特徴・表記
日本語の語彙と用法・練習問題
第4回 4章 要約筆記の目的・三原則
要約筆記の表記・練習問題
第5回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第6回 5章 話し言葉の学習・話し言葉の特徴・同時性・練習問題
短く表現する技術・共通情報
第7回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第8回 6章 社会福祉の基礎知識・憲法と基本的人権・社会福祉の理念と歴史
日本の社会福祉・障害者福祉の概念
第9回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第10回 7章 障害者運動と手話
8章 社会福祉事業の知識
<各回 午前2時間・午後2時間 計40時間>
・・・・ ご検討ください。
報告 浜富美子
難聴者と要約筆記は「車の両輪」とまで言われ、全国的な流れと共に長野県中途失聴・難聴者協会でも要約筆記の普及と要約筆記奉仕員の養成に関わってきました。
特に1999年(平成11年)の厚生省からの「要約筆記奉仕員養成カリキュラム」が通達、2000年(平成12年)の「社会福祉事業法」が「社会福祉法」に改編され、要約筆記事業が第二種社会福祉事業として法定化された事で、要約筆記奉仕員養成の基礎・応用52時間のテキストが作成され、要約筆記奉仕員や要約筆記が一般社会に広がり始めました。
それに伴い利用者である私達も多くの社会的な場に出られるようになりました。各利用者のニーズも多様になり通訳者の身分保障も含め「奉仕員」ではなく「通訳者」を求める運動も同時にしてきました。
今年2011年(平成23年)3月30日付けで厚生労働省から社会福祉法の一部「要約筆記事業」の改正が通達されました。この通達により「要約筆記奉仕員」と「要約筆記者」とが明文化され、長野県でも来年度から要約筆記者養成に変更される予定です。
2年間で84時間の講座となり、通訳者として社会福祉に貢献できる通訳者を養成することになりました。
<平成24年度開講予定>前期カリキュラム(案)
第1回 1章 聴覚障害者の基礎知識・聴覚生理
難聴者のコミ・現状の課題
第2回 2章 要約筆記の基礎知識・難聴者の運動と要約筆記の歴史
要約筆記事業の位置づけ・通訳としての要約筆記
第3回 3章 日本語の基礎知識日本語の特徴・表記
日本語の語彙と用法・練習問題
第4回 4章 要約筆記の目的・三原則
要約筆記の表記・練習問題
第5回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第6回 5章 話し言葉の学習・話し言葉の特徴・同時性・練習問題
短く表現する技術・共通情報
第7回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第8回 6章 社会福祉の基礎知識・憲法と基本的人権・社会福祉の理念と歴史
日本の社会福祉・障害者福祉の概念
第9回 実習 手書きコース・パソコンコース
手書きコース・パソコンコース
第10回 7章 障害者運動と手話
8章 社会福祉事業の知識
<各回 午前2時間・午後2時間 計40時間>
・・・・ ご検討ください。
2012年04月03日
「松本山雅」の実況中継に字幕を
<アルプス万華鏡 投稿記事>
がんばれ松本山雅!
はじめは、「松本山雅」の「山雅」を「さんが」と読んでいました。
音声の聞こえてこない難聴者のさがですね。
「やまが」という読み方は、チーム発祥の地、松本駅前の喫茶店「やまが」だそうです。
JFLリーグの順位では長野パルセイロのほうが、いくらか上だったのに、
松本山雅は「アルウイン」という立派な競技場(J2の規格に合格)を持ち
熱狂的サポーターならどこにも負けない・・・
ということで、一足お先にJ2に昇格した。
試合の実況中継も多くなって、注目されているが、
残念なことに、字幕がつかない。
字幕がないと、選手の名前も覚えられない。
なんとか字幕付きの実況中継をしてもらいたいものだ。 (R)
がんばれ松本山雅!
はじめは、「松本山雅」の「山雅」を「さんが」と読んでいました。
音声の聞こえてこない難聴者のさがですね。
「やまが」という読み方は、チーム発祥の地、松本駅前の喫茶店「やまが」だそうです。
JFLリーグの順位では長野パルセイロのほうが、いくらか上だったのに、
松本山雅は「アルウイン」という立派な競技場(J2の規格に合格)を持ち
熱狂的サポーターならどこにも負けない・・・
ということで、一足お先にJ2に昇格した。
試合の実況中継も多くなって、注目されているが、
残念なことに、字幕がつかない。
字幕がないと、選手の名前も覚えられない。
なんとか字幕付きの実況中継をしてもらいたいものだ。 (R)
2012年04月25日
「生字幕」
「字幕スーパー」ってなんだろう。
「字幕」を「スーパー」で売っているのか。
「生字幕」ってなんだろう。
「生ビール」のような味なのだろうか。
「テロップ」というのもある。
「スーパー」を広辞苑で調べると
①「超・・・」「上の」「「より優れた」の意。
②スーパー・インポーズの略
③スーパー・ヘテロダインの略
④スーパーマーケットの略
これじゃあ、よくわからない。
というわけで、以下、ネットで調べてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【字幕スーパー】
スーパーは「スーパーインポーズ」(superimpose、「重ねる」)の省略で、テレビジョン技術では映像に字幕やスポンサーのロゴマークその他の図形などを重ねる(合成)映像効果をいう。
【テロップ】
テレビジョン・オペーク・プロジェクター=Television Opaque Projector-TelOP―の略で、テレビ投射映写機ということもある。なお、元来は複数の映像を重ねることをいうが、テレビでは文字・図形の合成のことをいう場合がほとんどである。
【生字幕】
ライブの番組に日本語字幕をつけて放送すること。
≪放送前≫番組のリハーサルVTRを再度、字幕用にアナウンサーが読み直し、それを音声認識システムで、自動的に字幕化していきます。ただ、100%正しく字幕が表示されるわけではないため、誤変換された言葉や読みにくいものなどを事前に修正します。さらに、台本をもとにシステムに未登録の語彙入力も担当します。
≪放送中≫オンエア中のアナウンサーやナレーションの言葉を、生字幕用に別のアナウンサーが話し直したり、簡潔に要約したりした音声をシステムで認識して、わかりにくいものをリアルタイムで修正します。放送の最前線に立つ緊張感のある業務です。
≪放送後≫次回の放送に向けて、システムのメンテナンスを行ないます。本番中にシステムが反映できなかった情報をひとつずつ入力していきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「生字幕」は「テロップ」などとは異なり、自分のテレビを「字幕」に設定しておかないと映りません。
なお、画面の絵と字幕とのタイムラグがあり、見ていてかなり疲れます。
ことに「討論会」などは、誰がしゃべった意見なのか、判断がつきにくい。
でも、やはり、ありがたい。
(ROKU)
「字幕」を「スーパー」で売っているのか。
「生字幕」ってなんだろう。
「生ビール」のような味なのだろうか。
「テロップ」というのもある。
「スーパー」を広辞苑で調べると
①「超・・・」「上の」「「より優れた」の意。
②スーパー・インポーズの略
③スーパー・ヘテロダインの略
④スーパーマーケットの略
これじゃあ、よくわからない。
というわけで、以下、ネットで調べてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【字幕スーパー】
スーパーは「スーパーインポーズ」(superimpose、「重ねる」)の省略で、テレビジョン技術では映像に字幕やスポンサーのロゴマークその他の図形などを重ねる(合成)映像効果をいう。
【テロップ】
テレビジョン・オペーク・プロジェクター=Television Opaque Projector-TelOP―の略で、テレビ投射映写機ということもある。なお、元来は複数の映像を重ねることをいうが、テレビでは文字・図形の合成のことをいう場合がほとんどである。
【生字幕】
ライブの番組に日本語字幕をつけて放送すること。
≪放送前≫番組のリハーサルVTRを再度、字幕用にアナウンサーが読み直し、それを音声認識システムで、自動的に字幕化していきます。ただ、100%正しく字幕が表示されるわけではないため、誤変換された言葉や読みにくいものなどを事前に修正します。さらに、台本をもとにシステムに未登録の語彙入力も担当します。
≪放送中≫オンエア中のアナウンサーやナレーションの言葉を、生字幕用に別のアナウンサーが話し直したり、簡潔に要約したりした音声をシステムで認識して、わかりにくいものをリアルタイムで修正します。放送の最前線に立つ緊張感のある業務です。
≪放送後≫次回の放送に向けて、システムのメンテナンスを行ないます。本番中にシステムが反映できなかった情報をひとつずつ入力していきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「生字幕」は「テロップ」などとは異なり、自分のテレビを「字幕」に設定しておかないと映りません。
なお、画面の絵と字幕とのタイムラグがあり、見ていてかなり疲れます。
ことに「討論会」などは、誰がしゃべった意見なのか、判断がつきにくい。
でも、やはり、ありがたい。
(ROKU)
2012年04月26日
「生字幕」(2)
<昨日の続きです>
難聴者にとって「生字幕」は、大変ありがたいものではあるが、
かならずしも見よいものではない。
日曜日の午後、「たかじんの・・・委員会」を見ているが、
字幕が遅れて、誰の発言か、わからなくなってしまう。
内容的に、なにも、「生字幕」でやらなくてもよいのではにか。
聞くところによるとこの番組は、2~3日前に収録してあるそうだ。
じゃあ、なぜ「生字幕」でやるのか。
どうして、後から字幕をつけられないのか。
「生字幕」の代表的な番組がニュース番組だが、
これは番組の性格上、「生放送」・「生字幕」となるのは、やむおえないだろう。。
「生字幕」は、いわゆる「全訳」なので、文章が次から次へと出てくる。
その文章が、画面の絵と一致しないので、疲れます。
さらには、その字幕が、テロップを隠してしまう。
字幕をオフにしておいて、映像とテロップをみているほうがよくわかる。
ところで、最近のテレビではの字幕表示機能が、
(1)画面オーバーラップ
(2)画面下部、
(3)画面上部
と表示位置を選択できるようになっていうものがあるそうだ。
長野難聴のSさんが、旅館に宿泊した際、
偶然に、部屋の備え付けテレビにこの機能のついていたそうだ。
「(2)や(3)だと字幕で映像が遮られることがなくてとても見やすいが、
その分映像の画面は縮小される。
また、字幕が放送されない時間帯には、自動的に全画面表示に戻ります」(Sさん)
これは大発見ですぞ。
少なくとも筆者は初耳。
こういうことが、なぜ、一般の話題になっていないのだろうか。
とにかく、長野難聴としても、只今、情報収集中。
読者の方で、そういうテレビをお使いの方、
あるいは、情報を知っておられる方
感想も含めてご教示くだされば嬉しいです。
(ブログ担当 ROKU)
難聴者にとって「生字幕」は、大変ありがたいものではあるが、
かならずしも見よいものではない。
日曜日の午後、「たかじんの・・・委員会」を見ているが、
字幕が遅れて、誰の発言か、わからなくなってしまう。
内容的に、なにも、「生字幕」でやらなくてもよいのではにか。
聞くところによるとこの番組は、2~3日前に収録してあるそうだ。
じゃあ、なぜ「生字幕」でやるのか。
どうして、後から字幕をつけられないのか。
「生字幕」の代表的な番組がニュース番組だが、
これは番組の性格上、「生放送」・「生字幕」となるのは、やむおえないだろう。。
「生字幕」は、いわゆる「全訳」なので、文章が次から次へと出てくる。
その文章が、画面の絵と一致しないので、疲れます。
さらには、その字幕が、テロップを隠してしまう。
字幕をオフにしておいて、映像とテロップをみているほうがよくわかる。
ところで、最近のテレビではの字幕表示機能が、
(1)画面オーバーラップ
(2)画面下部、
(3)画面上部
と表示位置を選択できるようになっていうものがあるそうだ。
長野難聴のSさんが、旅館に宿泊した際、
偶然に、部屋の備え付けテレビにこの機能のついていたそうだ。
「(2)や(3)だと字幕で映像が遮られることがなくてとても見やすいが、
その分映像の画面は縮小される。
また、字幕が放送されない時間帯には、自動的に全画面表示に戻ります」(Sさん)
これは大発見ですぞ。
少なくとも筆者は初耳。
こういうことが、なぜ、一般の話題になっていないのだろうか。
とにかく、長野難聴としても、只今、情報収集中。
読者の方で、そういうテレビをお使いの方、
あるいは、情報を知っておられる方
感想も含めてご教示くだされば嬉しいです。
(ブログ担当 ROKU)
2012年04月27日
「生字幕」(3)
<昨日の続きです>
テレビの字幕表示位置を選択できる機種について、長野難聴広報部に、
複数名の協会員から情報が寄せられました。
シャープのアクオス。
佐藤和弘広報部長(談)
アルプス67号に「地デジ講座参加」の記事を投稿したことがありますが、
その時に要望として書いたことが 一部のテレビとはいえ実現していたのですね。
今度テレビを買い換えるなら絶対この機能がついたものを選びたいと思います。
テレビの字幕表示位置を選択できる機種について、長野難聴広報部に、
複数名の協会員から情報が寄せられました。
シャープのアクオス。
佐藤和弘広報部長(談)
アルプス67号に「地デジ講座参加」の記事を投稿したことがありますが、
その時に要望として書いたことが 一部のテレビとはいえ実現していたのですね。
今度テレビを買い換えるなら絶対この機能がついたものを選びたいと思います。
2012年04月28日
字幕位置が選択できるテレビ機種
字幕位置が選択できる等のテレビ機種につき、コメントをいただきましたのでご紹介します。
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さくら様、貴重な情報をありがとうございました。
字幕は難聴者の命綱、
そういうことをもっと早く知るべきだったと悔やまれます。
玄関チャイムモニターと連動する機種について、
そういう機種があることを初めて知りました。
じつは私は今、テレビの横に手鏡を立てて、
玄関の人影が鏡に映るように手鏡の角度を調節して、
テレビと手鏡の両方を見ている・・・・。
そういう涙ぐましい努力とストレスから解放されるわけですね。
ともあれ、機種を選ぶときに、もっと慎重であるべきだった・・・と、
反省しております。 (ブログ担当 ROKU)
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初めまして。
テレビ買う時に 店頭で チャンネルで 字幕出して 較べて 買いました。
昨年のテレビですが 我が家もシャープです。
一番 いいのは、
パナソニックのビエラ
玄関チャイムモニターと 連動して テレビ画面の端に 来客が映ります。
字幕の上下は それなりの お値段 ならば 付いて来ます。
今はストレス無く みています
Posted by さくら at 2012年04月27日
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さくら様、貴重な情報をありがとうございました。
字幕は難聴者の命綱、
そういうことをもっと早く知るべきだったと悔やまれます。
玄関チャイムモニターと連動する機種について、
そういう機種があることを初めて知りました。
じつは私は今、テレビの横に手鏡を立てて、
玄関の人影が鏡に映るように手鏡の角度を調節して、
テレビと手鏡の両方を見ている・・・・。
そういう涙ぐましい努力とストレスから解放されるわけですね。
ともあれ、機種を選ぶときに、もっと慎重であるべきだった・・・と、
反省しております。 (ブログ担当 ROKU)
2012年05月29日
日本の先頭を走った!
長野市のパソコン要約筆記のWさんから、長野難聴要約筆記対策部の浜、宮崎あてに、嬉しいお便りが届きましたのでご紹介します。
浜さん、宮崎さん、こんにちは。
2月に長野市であった「明日の安心」対話集会ですが、先日5月半ばに、全国一巡したそうです。
私、ちょっと本業のほうでこの集会に携わっているのですが、
私が確認した限り、参加者が少人数に限定されている開催地以外は、
手話通訳と要約筆記がついていました。(要約筆記はスクリーンがほとんど)
これは、間違いなく浜さんが最初に「行きたい」と声をあげてくださった成果ですよね。
もし、最初の開催地の長野でそういう声が上がらなかったら、
手話通訳も要約もつかなかったと思います。
間違いなく、今回は日本の先頭を浜さんたちが走ったんですよ。
すばらしい~!
宮崎さんが動いてくださったことで、長野市議会にも初めて要約筆記がつくことになりました。
1人の行動が、大きな動きにつながることが本当にあるんですね。
感動です。
ということで、ちょっと御報告でした。 では♪
2012年06月04日
信濃毎日新聞「斜面」を読んで
今朝の信濃毎日新聞のフロントページの「斜面」をご覧になったでしょうか。
「長野市議会が6月定例会で要約筆記を試験的に取り入れ」
・・・という文章で始まりコラム子は、長野市議会の試みに快哉を叫んでいる。
記事はさらに、10年前の塩尻市長選で要約筆記通訳が公職選挙法のために認められなかったことにも言及し、不合理な法律がそのままになっていて耳の不自由な者が情報を与えられないのは
「参政権の侵害である」
と断じた。
「明らかに不合理な法の制約すら正すことがことができない。何のための政治か、とあらためて思う」
と述べ、
「信州からもう一度、国に改善を促していきたい」
と結んでいる。
新聞社の「顔」ともいえるフロントコラムで、「要約筆記」の活字が躍っている。
長野市の、当協会員の投げかけた一石が、大きな波紋を呼び起こした。
地元のマスコミがとりあげてくださったのは、百万の味方を得たようで心強く、嬉しいことですね。
(ROKU)
「長野市議会が6月定例会で要約筆記を試験的に取り入れ」
・・・という文章で始まりコラム子は、長野市議会の試みに快哉を叫んでいる。
記事はさらに、10年前の塩尻市長選で要約筆記通訳が公職選挙法のために認められなかったことにも言及し、不合理な法律がそのままになっていて耳の不自由な者が情報を与えられないのは
「参政権の侵害である」
と断じた。
「明らかに不合理な法の制約すら正すことがことができない。何のための政治か、とあらためて思う」
と述べ、
「信州からもう一度、国に改善を促していきたい」
と結んでいる。
新聞社の「顔」ともいえるフロントコラムで、「要約筆記」の活字が躍っている。
長野市の、当協会員の投げかけた一石が、大きな波紋を呼び起こした。
地元のマスコミがとりあげてくださったのは、百万の味方を得たようで心強く、嬉しいことですね。
(ROKU)
2012年09月11日
磁気誘導ループ
【地域難聴者の会】塩尻
9月8日(土)、レザンホールで、第44回塩尻市社会福祉大会(塩尻市社会福祉協議会主催)がありました。
「災害にも強い地域づくり」
というテーマで、にいがた災害ボランティアネットワーク事務局長の李仁鉄氏による講演がメインでした。
スライドを用いて、わかりやすく、ハートのある、すばらしい内容の講演で、話に引き込まれました。
当日は情報保障として、手話・要約筆記のほかに「磁気誘導ループ」が加えられ、予約席が用意されていました【=写真】
補聴器についているスイッチをTに切り替えると、周りの雑音がシャットアウトされ、マイクを通じる音声だけがクリアーにきこえます。
補聴器を持っていない高齢者のために会場で、数台の受信器が貸し出されていました。
その効用は障害のレベルによって個人差はありますが、情報保障の一つとして、たへんありがたい。
とりわけ人工内耳をつけている方々にとって有効です。
【余談】私はかつて、長野難聴でループの設置係をやったことがあります。
つまり、会場にコードをぐるりと張る係で、たいへん苦労だった。
ところが、レザンホールの場合、何処をさがしてもコードが見えない。
一体、どうなっているのか不思議に思い、福祉課の職員に聞いてみたところ、
何のことはない、ループは床下に張られているとのこと。
無知に恥じ入りました。
なお、えんぱーくにも3階の多目的ホールにループが備えられていますが、あれは、えんぱーくを建設するときに、聴覚障害者団体で要望して実現したものです。
【塩尻難聴者会ブログ「アシタドーナル」から転載】