2012年11月09日

認知され始めた「要約筆記」

<つぶやき万華鏡>

やっと!認知され始めた「要約筆記」の文字

11月4日の長野日報一面に
「アグネスさん14日に講演」
という記事が載りました。

県や県教委、長野地方事務所などの主催で「人権フェスティバル」が
14日午後1時半から諏訪市文化センターで開かれる。

そのニュースの記事に「手話通訳と要約筆記も行う」としっかり書かれていました。
チラシにも同様に載っています。

今まではこのように明記されてこなかった情報保障付という文字ですが、
ようやく「要約筆記」という文字で書かれるようになった事に、安堵したというか、
とてもうれしい気持ちになりました。

長かったね。     (F)


  


Posted by 六万石 at 05:00Comments(0)情報保障

2013年02月14日

難聴者への参政権保障の要望について

長野県中途失聴・難聴者協会は、2月18日(月)、後藤茂之衆議院議員(長野県4区選出)に対し、「難聴者への参政権保障の要望について」(下記文書)を提出することになりました。

日時 2月18日(月) 14時から
場所 「後藤議員事務所」(市役所並木道りを挟んで西側)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                                            平成25年2月  日
衆議院議員 後藤 茂之 様
                                      長野県中途失聴・難聴者協会
                                              会長 田沢 秀喜
難聴者への参政権保障の要望について

 時下ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。貴殿に置かれましては、衆議院小選挙区・長野第4区選出代議士として国政にてご活躍のことと存じます。
 私どもは県内における聴覚障害者、とりわけ難聴者を代表する当事者団体として、会員相互の親睦と教養を高め、県内の難聴者等の社会的地位の向上と福祉向上を図ることを目的として活動をしております。
 ご高承の通り、「参政権」は日本国憲法に定められた国民の権利でありますが、その実現を担保する公職選挙法やそれに基づく選挙管理委員会の法令解釈等にはさまざまな問題が内包されていることも周知のことと存じます。難聴者にとっての根本的な課題は「聞こえない」「聞こえにくい」という障害を抱えていることです。参政権保障の観点から、現行の法規執行上の問題を列記しましたので、実情を充分ご理解の上で関連法規等の改正・運用の改善に取り組んでいただきたく以下に要望する次第です。

1.選挙運動期間における「要約筆記通訳」の利用を保障すること
 現在、公職選挙法第143条「文書図画の提示」の運用解釈により、例えば公開討論会や立会演説会において、聞こえない人に対する「要約筆記通訳」の文字によるスクリーン表示が文書図画の提示に抵触するとされ、禁止されています。これは、候補者の政策等を生の声で聞くという情報を得る権利を阻害しています。
 今般、インターネットを利用した選挙運動を解禁するという法改正案が出されようとしていますが、この点に関しては“文字情報”による選挙情報の入手機会の拡大という観点からは賛同すべきことです。しかし候補者の声を直接聞くという権利は大いに尊重されなければなりません。
2.すべての政権放送に「字幕」を義務付けること
 政見放送の実施は公職選挙法によって規定されていますが、聞こえない人にとっては音声放送だけではその内容を把握することが困難です。一部の放送については「ろう者」を中心に理解可能な「手話通訳」が付きますが、多くの難聴者にとっては手話は理解できない言語です。そのため、すべての政見放送に「字幕放送」もしくは字幕スーパー(テロップ)を編集の上、放送することを義務付ける必要があります。

★連絡先 〒392-0131 長野県諏訪市湖南2662 浜 富美子
(長野県中途失聴・難聴者協会 副会長)


  


Posted by 六万石 at 23:03Comments(0)情報保障

2013年02月18日

公職選挙法改正の動きに関して

現行の公職選挙法は公示・告示後の選挙運動について、厳しく制限しています。
142条では頒布できるビラやはがきなど「文書図画」の種類と量を規制し、
143条では掲示できる文書図画の種類を限定しています。

そして、聴障者への文字による情報保障は「文書図画」とみなされて不可とされ、
これまで、聴障者の参政権への最大のネックとなってきました。

このたびの、公職選挙法改正の動きでは、パソコン上の文書図画を使った選挙運動を認める
というものであり、そうなれば当然、文字による情報保障を不可としている根拠を失うものです。

しかし、このたびの公職選挙法の改正の動きは、政党の思惑から出てきた動きであり
聴障者のために論じられているものではありません。

したがって、もし、ここで、我々が黙っていれば、
文字による情報保障について相変わらず顧みられることなく事態が進んでしまう、
という懸念があります。

本日、衆議院選挙区4区選出議員に対して要望書を提出します。

日時 2月18日(月) 14時から
場所 「後藤議員事務所」(市役所並木道りを挟んで西側)





  


Posted by 六万石 at 10:17Comments(0)情報保障

2013年02月21日

信州日報に耳マーク

<全難聴からのメールです>

全難聴 Original Message-----
Sent: Monday, February 18, 2013 6:40 PM

長野県中途失聴・難聴者協会 御中

いつもお世話になっております。

昨日17日は、貴会会長の田澤様に全難聴総会へご参加いただき、
誠にありがとうございました。

飯田市にある信州日報株式会社から当連合会に「耳マーク」利用申請があり、
今週の19日から23日のいずれか1日の信州日報に、「耳マーク」記事が
掲載されることになりました。

ご参考までにお知らせいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

******************
全難聴耳マーク部(担当 事務局 林)
  


Posted by 六万石 at 08:44Comments(0)情報保障全難聴

2013年03月01日

手書き電話

【会長メッセージ】全難聴からクロネコメール速達で、「手書き電話」のパンフレット(株プラスヴォイス)が届きました
次回お会いしたときに配布します。(田澤)  続きを読む


Posted by 六万石 at 08:58Comments(0)情報保障

2013年07月16日

選挙公報DVDに字幕を

選挙公報DVDに字幕が付いていません。
要約筆記者がボランティアで字幕をつけてくださるという。
それはそれで大変ありがたいのだが、
「公報」という限りは本来、
公費で字幕をつけてしかるべきものである。

難聴者は「公民」ではないとでも言うのであろうか(怒)

さて、高校野球長野大会が始まって、新聞のスポーツ欄は高校野球一色。
同じ時期、インターハイも行われるのに、その方の記事の扱いは小さい。

「○○タイムス」というような地域紙になると、地元高校に対する入れ込みは相当なもので、
その見出しには、単に「負けた」「敗れた」という表現ではなくて、
「○○高校 終盤に力尽き 散る」
「○○館 サヨナラで 涙」
など、
ずいぶん大きな表現を使っている。

もっとも、野球用語そのものが、
「塁」だとか「遊撃」だとか、戦争用語が残っているのだが。

ともあれ、どの高校が県代表の栄冠を獲得するのだろうか。

また、高校は今、文化祭たけなわのシーズンでもある。

於 塩尻志學館高校  


Posted by 六万石 at 09:18Comments(0)情報保障

2013年07月25日

要約筆記派遣の新しい方向

長野難聴7月定例会では
今年度から施行された「障害者総合支援法」の”意思疎通支援”について学習し、
法改正と併せて、地域における要約筆記派遣(集団派遣)の問題について、
取り組み方の知恵を出し合っていくことが方向づけられました。
今後は、全国的な動向(運動)も視野に入れながら、協会員各自がその居住地で、
具体的にどう運動を進めるか、課題となります。
各地の情報を共有していきましょう。

※7/21定例会の写真報告が長野難聴ホームページ(活動報告)に掲載されています。
  ご覧ください。
  


Posted by 六万石 at 10:31Comments(0)情報保障

2013年07月26日

派遣申請について(学習資料)

定例会での話し合いの柱となった「意思疎通支援」について
長野難聴の会員(Legacyさん)のブログ「信州の隠れ家より」(7/21)から、
引用させて頂きます。
障害者総合支援法では、これまでの「コミュニケーション支援」は「意思疎通支援」となりました。

要約筆記関係で、重要な変化といえば・・・
今年3月27日に厚生労働省が出した通達(実施要綱の雛形)、
地域生活支援事業における意思疎通支援を行う者の派遣等について
です。

この中で、第12条に派遣申請について触れています。 全文を転載します。
----------------------------------------
第 12 条 意思疎通支援者の派遣を申請することのできるもの
      (以下「申請者」という。) は、次の各号に掲げるものとする。
(1) 第9条に規定する聴覚障害者等(以下この項において同じ。)
   及びその者の家族等
(2) 聴覚障害者等で構成する団体
(3) 聴覚障害者等に対して意思疎通の手段として手話通訳
   又は要約筆記を必要とする個人若しくは団体
 (4)不特定多数の者が参加する催しを開催するときに、聴覚障害者等が
   参加することを見込む公共機関及び団体等
(5) 前各号に掲げるもののほか、市(区市町村)長が必要と認めるもの
----------------------------------------
・・・この中で、(2)、(3)は重要です!!!

これの意味をよく考えてみましょう。 (続く)


学習資料として大いに活用しましょう。  


Posted by 六万石 at 11:50Comments(0)情報保障

2013年07月27日

「障害者総合支援法」について

長野難聴 2013年7月定例会 学習会資料から

「障害者総合支援法」について

1.障害者福祉施策の最近の流れ
(1)支援費制度 2003年
   措置制度から契約制度への移行によってサービス利用者は急激に増加し、  
   予算の不足が深刻化。
   →介護保険制度との統合が検討された。
(2)グランドデザインの策定
   当時、厚生労働省障害者保健福祉部にいた村木さんが担当。
(3)障害者自立支援法 2006年施行
   財源問題から「応益負担」が導入された → 利用者の反発
   さまざまな軽減措置が講じられて、制度が複雑になってきた。
(4)障害者総合支援法 2013年施行
   「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」  
   難病など、これまで認定されていなかった障害を追加。
   ”福祉の谷間”の救済措置
   しかし「デシベルダウン」については変更ない

2 意志疎通支援について
   障害者自立支援法では「コミュニケーション支援事業」だったが、
   「意思疎通支援事業」と名称が変更された。
   要約筆記に関わるポイントは・・・
    ・派遣だけでなく「養成」も基本的には市町村の事業に位置付けられた。
     (実際には規模の小さな自治体では養成は無理)
    ・広域的、専門的な派遣は県が担う。
    ・県と市町村との連携や、団体利用についても法律の付帯決議で明記された。
    ・利用者だけでなく、聴覚障害者団体や健聴者も派遣を申請できる

                                (資料提供 佐藤(和)広報部長)

  


Posted by 六万石 at 22:03Comments(0)情報保障

2013年07月28日

今後の運動・活動

今後の運動・活動

長野難聴7月定例会で、「意思疎通支援」について、今後の取り組みのポイントが提案されました。

・難聴者福祉は、当事者が声をあげなければ向上しない。
・役所は基本的にすべて法律に基づいて行動する組織集団であること。
・障害者福祉施策の予算がどこから出ているかを把握しておく。
・私たちも障害者福祉制度に関する法律・通達などの情報を持っていないと、
 要望・交渉で対等に渡り合えない。

定例会では時間不足のため、上記の提案については深まりませんでした。
今後、学習や討論によって、さらに深めていきましょう。

「知は力」!  


Posted by 六万石 at 19:37Comments(0)情報保障

2013年08月30日

「電話リレーサービス」情報

【情報】
聴覚障害者のモニター 日本財団が500人募集
                            2013.8.29 08:16 [ゆうゆうLife]
聴覚障害者から手話や文字で情報を受けたオペレーターが本人に代わり、
電話で相手に用件を伝える「電話リレーサービス」の普及を目指し、
日本財団が聴覚障害者のモニターを募集している。

募集対象は、聴覚に障害があり(障害手帳の有無は問わない)、
モニターアンケートに協力できる人、500人。
期間は今年9月1日から来年3月31日まで。
テレビ電話で手話を使う「ビデオリレーサービス」と、
チャットなどを使用する「文字リレーサービス」のいずれか、もしくは両方。
リレーサービスの利用料金は同財団が負担
(端末機器やインターネット料を含む通信料は利用者負担)。

 問い合わせは、同財団公益・ボランティア支援グループ
(電)03・6229・5284。
詳細、申し込みは、ホームページ(http://trs-nippon.jp/)から。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130829/bdy13082908170001-n1.htm

※この情報は長野サマライズセンターから入りました。  


Posted by 六万石 at 20:06Comments(0)情報保障

2013年09月02日

防災週間

防災週間です。(毎年8月30日~9月5日)。
1959年伊勢湾台風で受けた大被害をきっかけに、
翌1960年に、関東大震災の発生日(1923年9月1日)にちなんで定められたもの。
昨日は「防災の日」とあって、政府や自治体が全国で防災訓練などに取り組み、
マスコミでも報道されておりました。
聴覚障害者にとっては、何と言っても情報アクセスの不安があります。
県では、聴覚障害者を対象とした「防災行政無線文字表示器」を導入している自治体もありますが、全県的には、まだまだ広がっておりません。
我々の声を一層大きくしていく必要があると思います。(ROKU)

(塩尻市で導入されている防災行政無線文字表示器 2013.9.2現在)

  


Posted by 六万石 at 20:13Comments(0)情報保障難聴者と災害

2013年09月14日

電話リレーサービス(情報)

電話リレーサービス情報
情報提供:長野サマライズ・センター
http://denwarelay.jp/
なお、この情報に関する個別の問合せについては長野難聴は受け付けておりません。  


Posted by 六万石 at 07:47Comments(0)情報保障

2013年09月18日

難聴者と情報機器

昨日の記事(JR相模湖駅の事故)に、コメントをいただきましたのでご紹介します。
最近、難聴の方とのとっさのコミュニケーションに、携帯の画面を使ったりします。
お互いに自分の携帯に発言を書いて、相手と見せあいます。送信しないので、電波状態も関係ないし、通信料もかかりません。
ちなみに、私の携帯はドコモのらくらくホンなので、画面の文字も比較的、見やすいです。
他の機種も文字を大きくできる機能があったりするし、パッドも普及してきたので、意外と使えるかも、と感じています。
もう、すでに使ってる手かもしれないですけど、難聴じゃない人も、かなりの確率で持ってるアイテムなので、どんどん利用出来たらいいな、と思ってコメントさせてもらいました。
Posted by モリアオ41 at 2013年09月17日

モリアオ41さん、お久しぶりです。
コメントありがとうございました。
「ケータイの画面で見せ合う」というコミの方法は、最近よく耳にします。
難聴者同士がパソコンの「メモ帳」を使ってコミをとる方も多いですね。
「ザウルス」という携帯用のパソコンで、文字を見せ合って、コミをした時代もありました。
私ことですが、以前には協会事務局や家族との連絡にケータイを使っていました。
協会の役職を降り、女房と死別して以後は、使わなくなっています。
人生もおしまい、もう使う必要がなくなったというような気持ちもあり、
わずらわしさ、なんとなく紛失しそう・・・(ちなみに補聴器の紛失経験あり)、
そういう気持ちもあります。
「ドコモのらくらくホン」って、「らくらく」?
パッド、タブレット・・・、なるほど、あれならいいかもしれない。
紛失しそうではない!
便利なものは使った方がよいようですね。
情報をありがとうございました。(編集子・ROKU)
  


Posted by 六万石 at 21:58Comments(0)情報保障筆談

2014年03月29日

情報(佐村河内の件)

<情報>
                            副会長 浜 富美子
過日の県健康福祉部との話し合い、お疲れ様でした。
活発な意見交換で良かったですね。

その際にも話題にした佐村河内に関連する件、
全難聴からも声明文が出されましたが、
全要研も心配してくださっているようです。
(毎日新聞コラム).


長野県でも、何か行動を起こしたいですね。



  


Posted by 六万石 at 18:39Comments(0)情報保障

2014年04月04日

高松市の通訳派遣

<情報>

<過日 (4/1) のCS放送「目で聴くテレビ」から>

香川県高松市と北海道石狩市で今年度4月1日から、
通訳の派遣条件がゆるやかになったとのニュース。

新条例では、通訳派遣が認められない項目として次の4項目のみ。
1.社会通念上認められないもの
2.公共の福祉に反するもの
3.公職選挙法に定める選挙に係るもの
4.学校内の長期にわたるもの
上記の4項目以外は、認める!
という。

高松市といえば、つい、この3月まで、
・市内以外は認めない
・団体派遣は認めない
・自宅内での通訳は認めない
などの、「派遣できない条件」が多く、
そのため裁判にもなっていたのだが・・・。

今回、高松市も石狩市も、「国のモデル」に従ったまでで、
特別に突出したことをやったわけではない。

それにしても高松市は、裁判を起こされて、よほど目が覚めたのか、
その豹変ぶりが驚きである。
いや、嬉しいニュースある。
(ROKU)

この記事は、会員ブログ「難聴者のアシタドーナル」(4/3)から転載しました。
http://rokumangoku.naganoblog.jp/
  


Posted by 六万石 at 07:23Comments(0)情報保障

2014年07月29日

政見放送に字幕を

   長野県知事選挙が告示されました。
   ついては、政見放送に、文字による情報(字幕)もつけてほしいという旨の
   要望を長野県選挙管理委員会宛に、会長名で送付してありました。
   このたび県選挙管理委員会の担当者から回答をいただきました。

                               平成26年〔2014年)7月26日
長野県中途失聴・難聴者協会
         会長 田澤 秀喜 様
                                 長野県選挙管理委員会
                                 選挙係長 小林 弘―
 日頃より、たいへんお世話になつております。
 長野県選挙管理委員会の小林と申します。・
 さてこの度、田澤様からお手紙をいただきました政見放送へ字幕をとのご要
望につきましては、私共、県選挙管理委員会といたしましても、聴覚に障がい
をお持ちの方が必要な情報を入手し、投票行動に反映できるようにすることは、
大変重要なことと認識しており、これまでも国会・政府に対し必要な法改正を
求めてきたところでございます。
 こうした取り組みにより、平成23年4月1日以降に行われる都道府県知事
選挙につきまして、政見放送に手話通訳を付与できるようになり、本県では、
今回の県知事選挙から導入する運びとなりました。
 また、平成25年6月10日の改正により、衆議院小選挙区選出議員選挙に
加えて、参議院比例代表選出議員選挙につきまして、新たに政見放送に字幕を
付与することができるようになりました。
 今回の県知事選挙の政見放送につきましては、字幕を付与することができる
までには至つておりませんが、引き続き、すべての選挙において字幕付与がで
きよう国に要請してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願
いたします。
 田澤様におかれまレては、猛暑の折、くれぐれもお体にはお気をつけくださ
いませ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<つぶやき万華鏡>

雑談の通訳

ある講座に呼んでいただく機会があった。
講座が終わり、お茶が振る舞われた。
そのとき受講生の接待担当の方が話しかけていた。

そのときの参加者はろう者と私。
手話通訳者と要約筆記者。
私には声が聞こえるが話の内容が分からない。
手話通訳者が手話での通訳をやっている。
でも、要約筆記者は話しに加わっていて通訳はしていない。

こんな場面に時々出くわすことがある。
手話通訳者はなぜスムーズに通訳行為ができるのだろう?

それとなく手話通訳者に聞いてみた。
ろう者はすぐに「何?」と聞いてくるので、はっとして通訳しなくてはと気がつくという。

私はどうなんだろう?「何?」のサインをどれだけ出しているだろうか。
「雑談だって知りたいなあ」
という気持ちだけでなく
「何?」
のサインが通訳者を育てるのかもしれないと気がついた。
                                   (FUMI)




  


Posted by 六万石 at 06:31Comments(0)情報保障

2014年08月04日

「字幕」のない政見放送(県知事選)

<会員ブログからの引用記事>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長野県知事選挙の政見放送には「字幕」がついていません。
テレビのリモコンで「字幕」ボタンを押しても、字幕が表示されません。
しかし、手話通訳は付いているのですね。

これは、候補者が”任意”で付けているものです。義務付けられているわけではありません。
もちろん「字幕」の表示も義務づけられていません。

ですので、県内のある要約筆記者がボランティア?活動として、政見放送の”文字起こし文”を作成して関係者に配布してくれました。


  また、某民報放送局が政見放送のDVDを”聴覚障害”当事者にも送付した  のですが・・・
  なんと、「字幕」がついていません\(◎o◎)/!
 
 聞こえない人にとっては、ほとんど100%”ゴミ”です。


会員ブログ:「信州の隠れ家より」(8/1)から引用
http://alps8.blog.fc2.com/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長野県知事選の「政見放送」のDVDが送られてきました。
中信地区では、私(副会長)が管理しております。
(南信地区は浜さん、東北信地区は、会長と事務局のところにあります)

「ご親切にどうも」
と言いたいところですが、
手話は付いているが、字幕がついていない。

少しは手話を読み取れるかもしれないと思って見てみたが、
全然読み取れない。
なんの、これしきり、と思って、再度挑戦したが、全然ダメ。
自分の手話の読み取り能力のなさを、
まざまざと知った。

NHK手話ニュースなどは、字幕が付いていて、
その助けを借りて手話をみているものだから、
部分的に読みとれていると、錯覚してきたわけだ。

何度も読み取りを試みているうちに、
猛烈に腹が立ってきた。

これは虐待だ!
こんなものはいらない!


会員ブログ:「難聴者のアシタドーナル」(8/1)より引用
http://rokumangoku.naganoblog.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  


Posted by 六万石 at 02:44Comments(0)情報保障

2014年08月07日

「磁気誘導ループ」の記事



磁気誘導ループの記事が「松本平タウン情報」に、
フロントページ8段抜きで紹介されました。(8/7)

長野難聴の外郭団体「カタクリの会」の活動(6月例会)を取材した
タウン情報の記者さんがこのほど記事をまとめ、
「タウンリポート」として特集したものです。

※編註:新聞記事を(記事が読める形で)コピーしてネットにのせることは
 法で禁じられておりますので、記事内容については、例会などで扱う予定です。
  

 
  


Posted by 六万石 at 14:52Comments(0)情報保障機器情報

2014年08月09日

知事選挙DVD鑑賞会


松本平(松本市南部)より美ヶ原方面を望む  Photo by T.Sato

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆ 知事選挙DVD鑑賞会


長野県知事選が終盤を迎えております。

例年通り聴覚障害者団体には、
テレビの政見放送のDVDが送られてきます。
しかし、今回もテレビの政見放送には字幕が付いていません。

手話通訳は付いているのに字幕が無く、
候補者の訴えが聞き取れないのです。

7日夜、松本市聴覚障害者社会参加支援協会主催で、
「DVDを見る会」
があり、行ってみました。
支援協会の中の要約筆記通訳者が文字通訳を入れてくださったのです。
独自の活動とはいえ、こうした支援があるのはありがたいと思いました。

方法はDVDの右横に入るように文字を配してありました。
通常見るテレビの字幕ではないのですが
候補の画面と一緒に見られるのはありがたいです。

地域限定ではなく
誰もがどこでも見ることが出来る時代に早くなってほしいものです。
浜 記)

  


Posted by 六万石 at 08:24Comments(2)情報保障